NO IMAGE

歴ドル小日向とエレコミやつい、三国志愛で「赤壁の戦い」のような熱きバトル

20120112「三国志英傑伝 関羽」
やついいちろう(左)と小日向えり

 “歴ドル(歴史好きアイドル)”の小日向えり(23)とお笑いコンビ『エレキコミック』のやついいちろう(37)が12日、都内で行われた14日公開の映画『三国志英傑伝 関羽』(監督・脚本:アラン・マック&フェリックス・チャン/配給:日活)のイベントに出席し、「赤壁の戦い」のような熱きバトルで“三国志愛”を競った。

 映画の主人公である関羽が、中国で47番目に神格化(商売の神様)されたことと、人気アイドルグループ『AKB48』にひっかけ、『SGS(三国志)47』結成を目指して行われた、「三国志キャラクターなりきりコンテスト」。その審査員として、やついは、蜀の武将・関羽の、小日向が自前で作った蜀の軍師・諸葛亮孔明のコスプレをして登場。

 日本一の三国志ヲタと称し、「知識は誰にも負けない」と豪語するやついは、いきなり、「三国志から『女には気をつけろ』」ということを学んだ」と、小日向に先制パンチ。

20120112やついいちろう「三国志英傑伝 関羽」
『エレキコミック』のやついいちろう

 さらに、やついは、「呂布、曹操もそう。色仕掛けされたときに死にかけてる。夜を共にした女に秘密をばらされて殺されるなど、(三国志は)女性問題で消えていく人多い。1800年前(の話)ですけど、気をつけないといけない」と、小日向と何度かイベントで一緒になったことがあるが話さないと、戦闘モードを高める。

 一方の小日向は、いきなり中国語であいつ。「好きすぎて、中国語を勉強するようになった。この衣装も、ハンドメイドで作った」というと、やついは、「(衣装は)かわいいですが、帽子以外はオレが持っている孔明の衣装の方が上」と、挑発するも、「これベロアですよ」と、やついの目の前に生地を見せつけるなど一歩も引かない。

 小日向が、「大学1年の時に、三国志に興味を持ち、漫画家の横山光輝さんの『三国志』を読んでハマり、その後、吉川栄治の本やドラマの作品になったものを読み漁ったというと、「ぼくは25年ですから、最近ですね」と、ばっさり切り捨てる。

20120112小日向えり「三国志英傑伝 関羽」
小日向えり

 そして、やついが、「三国志の本も出している」というと、小日向がすかさず、「私も三国志の本を出している」と反撃するも、「あの本はたいしたことない。三国志の知識ではオレの方が上」と、一歩も譲らない。

 これには、小日向の方が、「赤壁の戦いのようになってきました」と、苦笑するしかなかった。

 三国志の魅力を小日向は、「語りつくせない。三国で戦いあったのに、誰も三国を統一できていないところが深い」と、しみじみと語り、映画の感想を、「人として生きた関羽を描いている。石を投げられるシーンなどもあって、弱くて人間臭い関羽を初めて見た。1人で1万人の力といわれ、神格化されたけど、これがリアル」と、感想を述べた。

 やついは、「いろんな人の人生が詰まっている。歴史で初めてメタボで悩んだ人が、劉備玄徳。しかも、8年間ぐらいニートだったんですよ。ニートでメタボな劉備が皇帝になるんだから、最高に夢のある話」と、教訓だけではなく、現代にも通じる逸話がいっぱいあるという。

 最後にやついは、「顔が不細工すぎて曹操に殺されそうになった張繍(ちょうしゅう)にシンパシーを感じている」ちょうしゅう。不細工で虐げられたという意味ではシンパシー感じてます。映画『レッドクリフ』の続編があったら、張繍役があれば、やってみたい」と、夢を語った。

 同映画は、1月14日、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開

20120112小日向えり「三国志英傑伝 関羽」
諸葛亮孔明のコスプレをした小日向
20120112やついいちろう「三国志英傑伝 関羽」
関羽のコスプレをしたやついいちろう
20120112「三国志英傑伝 関羽」
諸葛亮孔明のコスプレ
20120112「三国志英傑伝 関羽」
曹操のコスプレ
20120112「三国志英傑伝 関羽」
鄒氏
20120112「三国志英傑伝 関羽」
諸葛亮孔明
20120112「三国志英傑伝 関羽」
ほう統
20120112「三国志英傑伝 関羽」
孫策
20120112「三国志英傑伝 関羽」
典韋
20120112「三国志英傑伝 関羽」
SGS(三国志)47の結成は…
広告