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なでしこ澤 アジア人初バロンドール受賞!佐々木監督も最優秀監督に

 FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間9日、スイス・チューリッヒで年間表彰式を行い、女子のバロンドール(年間最優秀選手)に、“なでしこジャパン”ことサッカー女子日本代表のFW・澤穂希選手(33)を選出した。日本およびアジアの選手が、男女通じて年間最優秀選手に選ばれるのは初の快挙となる。

 澤選手はINAC神戸レオネッサに所属し、東京都出身の33歳。15歳で日本代表入りし、これまで5回女子W杯に出場するなど、日本の女子サッカー界を牽引し、昨年のドイツW杯では、キャプテンを務め、得点王と最優秀選手に輝き、日本の初優勝に貢献した。

 「めざましテレビ」(フジテレビ系)「やじうまワイド?マルごと生活情報局」(テレビ朝日系)「NHKニュースおはよう日本」(NHK)など各局で澤の受賞が報じられ、着物姿で授賞式に登場した澤は、「このような賞をいただき、大変嬉しく思っています。受賞できたのは、会長、監督、コーチ、チームメイト、家族、友達、いままでサッカーに携わってくれたすべての方々のおかげだと感じています。この賞を糧に、また精進していきたいと思います」と、喜びのスピーチ。

 また、なでしこジャパンをW杯初優勝に導いた佐々木則夫監督(53)が、女子最優秀監督賞を受賞。日本人監督が同賞を受賞するのは史上初で、佐々木監督はスピーチで、「東日本大震災におきましては、世界のフットボールファミリーからご支援をいただきました」と、感謝の辞を述べ、「これまで我々なでしこジャパンを支えていただいたすべての皆さん、そして私の妻、家族に深く感謝いたします」とコメントした。

 男子の年間最優秀選手は、アルゼンチンのリオネル・メッシ選手(24)が、3年連続で受賞。

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