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山本太郎欧州へチェルノブイリ取材で映画を監督

 俳優・山本太郎(37)が、欧州へ向けて出発したことが24日、分かったと、25日付の日刊スポーツが報じている。

 今回の欧州行きは1986年4月に原発事故が発生したウクライナのチェルノブイリと事故の影響を受けた隣国ベラルーシ、脱原発運動が盛んなドイツを取材するためという。

 山本は原発事故の傷痕や世界の原発問題をリアルに描くドキュメンタリーを撮影するといい、自ら監督して映画にもするという。

 福島第1原発の事故発生以降、チェルノブイリが日本の未来を示すテストケースだと訴えてきた山本は、同紙に、「日本の未来を見に行く。見ずして今はないのかなと思う」と語り、未来を見据えていたという。

 「自分のお金で行って、流したくなるいいものを作ればいい」と渡航費、宿泊費、食費を自腹で払い、ディレクターを同行させることにしたそうで、「元が取れ、少し(利益が)出れば。ギャラくらい払ってあげたい」と、苦笑交じりだったという。

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