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【ロンドン五輪】体操男子種目別「平行棒」田中兄弟メダル逃す!兄4位、弟8位

 ロンドンオリンピック第12日目の7日、体操は男子種目別「平行棒」個人決勝が行われ、「田中兄弟」の兄・和仁(=徳洲会、27)、弟・佑典(=コナミ、22)が登場。兄はガッツポーズも出たが、点数伸びず15.500で4位とメダルを逃した。弟は、倒立で腕が曲がったり、持ち手が動くなど細かいミスが出て、15.100と8位に終わった。

 予選を兄弟ワン・ツーで通過し、夢の「兄弟」で金・銀のメダルも見えてきたが、「兄と兄弟ゲンカしてきます。(内村の演技を見て)金が欲しい」(佑典)と気合を入れて臨んだが、その夢はかなわなかった。

 9人の演技者の7番目に田中和仁、8番目に田中佑典が登場。先に演技を終えたメダル候補の馮喆(中国)が15.966で1位。マルセル・グエン(ドイツ)が15.800の2位。ハミルトン・サボ(フランス)が15.566の3位。

 7人目に登場した兄・和仁は、ミスもなく、演技を終えたときには笑顔でガッツポーズも出たが、難度的に辛い採点となり、得点伸びず4位。8人目の弟・佑典は、途中、腕が曲がったり、支えている手が動くなどのミスが目立ち8位に終わった。

 兄の和仁のコメント
 今日は楽しかったです。少し慌てた部分ありましたけど、気持ちよく演技すること出来ました。もう少しというとこだったんですけど、悔いはないです。団体予選、決勝、個人総合でミス出てたが、個人総合から少し時間あったんで、気持ちと身体をリフレッシュさせて、今日に挑むことが出来て、無事に終わることできてよかったです。

 弟の佑典のコメント
 予選1位通過して、期待していた方もいるかもしれないですけど、申し訳ない演技をしてしまった。(8番目の演技は)プレッシャーにはならなかったです。メダル欲しかったですけど、ちょっとミスがでちゃいましたね。メダルを獲れたら楽しかったと言えたかもしれないです。また、リベンジしたいという気持ち湧いたので、これからもっと頑張れる。

 (3兄弟でのオリンピックでしたが)兄の和仁は、「オリンピックで活躍すると頑張っていたけど、団体戦で足引っ張る部分あったので完全燃焼とは言えないですけど、3人で出れたのは楽しかったです」

 弟の佑典は、「3人で活躍というまではいかなかったかな。この時間(オリンピック期間)楽しく過ごせましたし、去年のリベンジ。メダル届きませんでしたけど、団体ではリベンジで来たかなと思うので、もっともっと頑張んないと、とは思いました」

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