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臼澤みさき 浴衣姿で「故郷」熱唱!震災復興短冊を背に有楽町打ち水

13歳歌手・臼澤みさき 有楽町駅前でデビュー曲披露!「日本武道館で歌いたい」_06
笑顔で打ち水をした臼澤みさき

 岩手県大槌町出身の中学2年生の歌手・臼澤みさき(13)が6日、都内・JR有楽町駅前広場で『打ち水プロジェクト2012×有楽町七夕まつり~臼澤みさきスペシャルライブ~』を行った。

 ヒートアイランド現象の緩和、街で働く人々のコミュニティー形成にもつながる『大手町・丸の内・有楽町 打ち水プロジェクト』も、今年で8回目。会場には甚平姿の男性、浴衣姿の女性が集まり、臼澤もピンクの浴衣姿で登壇した。

 岩手県大槌町在住で地元では小学校3年生の頃から民謡を習い始めたという臼澤。昨年3月11日の東日本大震災で、大槌町は津波などの被害に見舞われたが、臼澤は避難所を慰問し、歌声を通じて励まし続けている。この姿がメディアで取り上げられ、7月25日、「故郷~Blue Sky Homeland~」でCDデビューを果たした。

 臼澤にとって、東京で初めての屋外ライブで、この日は朝からあいにくの雨模様だったが、イベント時には晴天に。天気も味方してくれたことに「よかったです」と笑顔を見せ、遠く離れた故郷を切なく思う「故郷~Blue Sky Homeland~」を歌った。
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 歌唱後は、「民謡を習ってたときは、大会で賞をいただけることを目指して歌っていたんですけど、震災があった後、慰問活動をやっていて、歌えることを感謝するようになりました」と、震災で気持ちの変化があったことを吐露。そして、「仮設の商店街とか、小学校、中学校ができたりしてるけど、津波の被害を受けたところは家の基礎だけが残って、雑草が生えている。まだ復興には遠い状態」と、大槌町の現状を説明し、「私の地元の方もそうですけど、全国の方にこの『故郷』という曲を届けていきたい」と呼びかけた。

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デビュー曲を熱唱

 その後、震災復興の願いなどが書かれた短冊が飾られている笹の前に臼澤が移動し、打ち水。「宿題もこっちに持ってきている」と、現役中学生の顔をのぞかせた臼澤は、「暑いですね。大槌町も暑いときは暑いけど、こっちは夜も朝も暑いです」と、東京の夏に驚いていた。

 浴衣は今年2回目とのことで、「ピンクの浴衣はあまり着る機会がないので、嬉しい」と、喜びの表情。東京では初の屋外ライブを「楽しかったです。みなさん浴衣を着てらっしゃったので、キレイだなと思いました」と振り返った。

 夏といえば、花火大会やお祭りがつきものだが、「行きたいけど、人が多いので…」と、人混みは苦手なよう。8月10日までは仕事で東京にいることを明かし、帰郷するまでには「ディズニーランドに行きたいです」と、切実な願いを告白する場面も。今後、歌ってみたい会場については、「東京都内ならどこでもいいですけど、武道館です」と、歌手にとって聖地である日本武道館を挙げた。

 8月9日には、ラジオ番組「上柳昌彦 ごごばん!」(ニッポン放送、月~木・午後1時~4時)にゲスト出演する。
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13歳で歌手デビュー
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浴衣で登壇
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「スカイツリーの真下に行ってみたい」
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浴衣の女子大生の姿も
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