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【ロンドン五輪】柔道100キロ超級穴井隆将が敗退に涙!2回戦に押さえ込み

 ロンドンオリンピック大会7日目の8月2日、柔道は男子100キロ超級の穴井隆将(=天理大職、27)が登場。五輪こそ初出場だが2010年の世界選手権で優勝し、世界ランクも5位という実績があるだけに、2000年の井上康生以降、メダルのないこのクラスへの期待がかかる。

 1回戦 穴井隆将○(指導3つによる技あり)×ジェームズ・オースティン(イギリス)

 手数で果敢に攻める穴井に消極的となったオースティンに2分40秒ごろに1度目指導。3分半を過ぎたところで、オースティンに2度目の指導が入り、穴井に有効ポイントが入る。残り20秒でオースティンが3度目の指導となり合わせて技ありでそのまま勝利を手にした。

 2回戦 穴井隆将 ×(押さえ込み 1本)○ルカシュ・クルパレク(チェコ)
 
 足払いと攻める穴井に40秒をすぎたころにクルパレクへと指導が入り優勢かと思われたが、2分10秒すぎに、投げからのけさ固めに入られ、2分59秒そのまま押さえ込みからの1本となった。

 穴井はこみ上げる涙を押さえ切れず、涙をぬぐいながら場内を後にした。

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