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【ロンドン五輪】サッカー日本女子代表なでしこJAPAN!グループリーグ2位通過

 ロンドンオリンピック第5日目の31日、サッカー日本女子代表“なでしこJAPAN”が、グループリーグ突破を目指した第3戦は南アフリカ女子代表と対戦。0‐0の引き分けに終わったが、1位のスウェーデンも引き分けたため、2位通過で決勝トーナメント進出を決めた。

 2試合終わって1勝1分の勝ち点4で、スウェーデンについで2位(得失点差)につけている“なでしこJAPAN”は、負けなければ自力での予選突破が決まる。グループ最下位で予選敗退が決まっているとはいえ、個の力が強く失うものは何もない南アフリカは、侮れない相手。

 注目のスターティングメンバーは、GK海堀あゆみ(『INAC神戸レオネッサ』、25)、DFは右から近賀ゆかり(『INAC神戸レオネッサ』・28)、岩清水梓(『日テレ・ベレーザ』・25)、熊谷紗希(女子ブンデスリーガ『1.FFCフランクフルト』・21)、矢野喬子(『浦和レッドダイヤモンズ・レディース』、28)、MFはボランチに、田中明日菜(『INAC神戸レオネッサ』、24)、宮間あや(『岡山湯郷Belle』・27)、左サイドに岩渕真奈(『日テレ・ベレーザ』、19)、右サイドに、高瀬愛実(『INAC神戸レオネッサ』・21)、2トップに丸山桂里奈(『スペランツァFC大阪高槻』、29)、安藤梢(女子ブンデスリーガ『FCR2001デュイスブルク』30)の11人と、前の2試合から7人を入れ替える布陣。

 試合は序盤から日本が南アフリカをポゼッションで圧倒し、何度もチャンスを作るが、得点には至らない。

 先発7人を入れ替えた影響からか、日本の持ち味のパス回しや連動性が感じられず、ワンテンポ、コンビネーションが乱れ、そのため、ミスとなりパスがつながらず、引いて守る南アフリカのカウンターを度々浴びる。

 後半も、この流れが続くことから、後半12分に岩渕に替え、川澄奈穂美(『INAC神戸レオネッサ』・26)が入ると、パスが回り出す。

 後半18分、川澄からのパスを受けた矢野が左からグラウンダーで中央に折り返すと、安藤が反応するも合わせられず、GKがキャッチ。さらに、後半20分、スローインを受けた丸山が左サイドを突破し、クロスを送る。これに安藤が合わせるがDFに当たり右CK。

 さらに、後半32分 には宮間を下げ、阪口夢穂(『日テレ・ベレーザ』・24)を入れ、アディショナルタイムに入った後半48分には、丸山を下げ大儀見(永里)優季(女子ブンデスリーガ『1.FFCトゥルビネ・ポツダム』・25)を投入するが、結局、試合は0‐0のまま終了した。

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