27日(日本時間28日)に開かれたロンドン五輪開会式で、入場行進したインド選手団の中に、まったく無関係の謎の女性が紛れ込んでいたことが29日、分かった。
29日付の印紙『タイムズ・オブ・インディア』によると選手団は女性が大会関係者だと思い込んでいたが、同紙などによると女性はIDカードも着用していなかったという。
30日付のスポーツニッポン、スポーツ報知各紙が報じており、インド選手団関係者は「恥ずべきこと」と憤り、英国側に説明を求める意向を示しているという。女性は赤い上着に青いズボン、スニーカー姿で、笑顔を見せときおり手を振りながら男性旗手の近くを行進。選手たちがインドの伝統的な衣装のターバンやサリーを着用して歩く中、異彩を放っていたという。
インド選手団関係者は、「われわれがスタジアムに入るとき、女性は前のチームとわれわれの間にいたが、急に戻ってきて、そのまま一緒に行進した」と話しているいう。