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【ロンドン五輪】男子サッカー、関塚監督「組織から生まれた勝利」!大津「メダル獲りに行く」

 男子サッカーU-23(23歳以下)日本代表は26日、イギリスのグラスゴーでロンドン五輪1次リーグの第1戦となるU-23スペイン代表戦に1-0で勝利。

 1996年アトランタオリンピックで男子サッカーU-23日本代表が、U-23ブラジル代表を1対0で下したあの“マイアミの奇跡”を彷彿とさせるような大金星を挙げた。

 日本戦の前に行われた同組の「ホンジュラスVSモロッコ」が吐き分けて、勝点1ずつをわけあったことで、勝点3を奪った日本がトップに立った。

 試合後のU-23を率いる関塚隆監督のコメント

 選手が最後までよく走ってくれた。グラスゴーまで多くの日本人の方が来てくれて、我々を応援してくれて、後押ししてくれたことに感謝したい。もっと我々のボールを持つ時間を多くしたかったが、相手もレベルの高いチームなのでできなかった。ただ、日本の持つ組織から生まれた勝利だと思う。狙いどころをシッカリと選手たちが切りながら、ボールを奪っていい攻撃をしてくれた。予選突破したわけではないので、次の試合がすぐにありますから準備していきたい。一丸となって頑張りたい。

 先制ゴールを決めたFW大津祐樹選手のコメント

 得点を決めたいという気持ちが強かったので決められてよかったです。気持ちいいゴールだった。絶対に初戦は勝ちたい気持ちあった。(五輪に)出られなかった日本にいるメンバーのためにも、勝ちたかった。(前半で交代となり)最後まで戦ってくれた選手に感謝したい。ここで1回気を引き締めてぜったい勝って突破できるように、メダル獲りに行きたい。

 キャプテンCB吉田麻也選手のコメント

 ボールは支配されましたけど、しっかり守って少ないチャンスを生かすことができた。前線の選手が前から追いかけてくれたことで、チャンスも多く作れた。前線の選手に感謝したい。ベラルーシ、メキシコ戦よりも、(今日の試合は)さらに良くなっているし、もっと自分たちの色を出せると思う。今日は引いて守ったが、もっとアグレッシブに戦っていきたい。今日は大津がけがをしながら点を決めてくれたし、(酒井)宏樹もケガをしながらがんばってくれた。11人ではなく、18人でがんばって1次リーグを突破したい。

 トップスピードで駆け回ったFW永井謙佑選手のコメント

 走りました。勝ってたんで、勝ちきって終わりたかったんで、走りきりました。下馬評では(スペインに)負けると言われていたので、勝って嬉しかったです。(後方から)ボールを運ぼうとしたら獲ってやろうという気持ちでした。後ろに苦労かけないようにやってやろうと。きつかったですけど、勝って気持ちいい疲れなんでよかったです。気を抜かず予選突破できるよう頑張りたい。

 攻守の要として献身的な仕事をした扇原貴宏選手のコメント

 この試合に向けていいリズムでは来ていた。自信を持って臨めたのでよかった。ただ、もうちょっと自分たちの時間帯が作れたらよかったし、もっと改善するところもあると思うので、もっといい戦いできると思います。この試合のことはもう忘れて、次のモロッコ戦に向けて準備したい。

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