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【ロンドン五輪】なでしこJAPAN2-1でカナダを破り初戦勝利!川澄が宮間がゴール

 サッカー女子日本代表の“なでしこJAPAN”が26日(日本時間)、イギリスのコベントリーで、悲願の金メダルを目指して、オリンピック開会式前に、日本代表の先陣を切って、カナダ相手にグループリーグ初戦を迎え、2-1で勝利した。

 FIFAランク3位のなでしこジャパンが、7位のカナダと対戦。注目のスターティングメンバーは、ゴールキーパーには福元を起用。大野と大儀見の2トップ。カナダのエースストライカーであるシンクレアをどう抑えられるかが焦点となっていた。

 前半5分、右から近賀のアーリークロスをゴール前の澤が右足で合わせたが、ゴール上に大きく外れる。一進一退の攻防ながら、若干、カナダの方が出足が早く、キープ率は日本が上回るが、ラストパイの部分で決定的なシーンを作れない。

 しかし、前半33分、澤からのパスを左サイドで受けた大野がためを作り、ヒールでバックパス。ゴールエリア内に駆け込んだ川澄が左からゴール右隅に強烈なシュートを決め1-0で先制。

 カナダの運動量が少し落ちてきた前半終了間際の44分、鮫島の左からのクロスにキーパーが飛び出し、ディフェンダーとキーパーとが交錯し、混線の中、競った宮間がヘッドで無人のゴールに流し込み、2-0とリードを広げ、前半を終了。

 後半、6分、ゴール前の混線から大野がシュートを放つも止められる。そのはね返りを大儀見がGKを交わしシュートもDFがゴールラインギリギリで跳ね返し、決定的なチャンスを逃した。

 決定機を逃した4分後の後半10分。鮫島のクリアミスから、ウィルキンソンがドリブルで上がり、右からのクロスをタンクレディに決められ2-1。

 その後も、日本は後半16分に川澄からのクロスに大儀見が飛び込み、ヘディングシュートを放つも枠を捕えず。さらに、後半20分には、川澄→澤とつなぎ、大儀見がシュートを放つもクリーンヒットせず、キーパーの正面を突く。後半38分には、川澄から大儀見と渡り、澤が中央からシュートを放つもキーパーの正面を突くなど、終始、優位に試合を進めた。

 カナダも何度か日本ゴールに迫るも、決定的なチャンスをつくらせることになく攻撃をしのぎ試合終了。

 オリンピックの初戦という難しい試合を勝ち点3という最高の形で終えた。

日本の第2戦は2日後の28日(日本時間)から、スゥエーデンと対戦ずる。これまでの対戦成績は、4勝4敗2引き分けとまったくの五分だが、昨年のW杯では、3-1で破っているだけに、気は抜けないが勝てない相手ではないだけに、期待したいところだ。

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