『ドリームモーニング娘。』や女優として活躍する“なっち”こと安倍なつみ（30）が14日、都内で、写真集『Subway』（ワニブックス）発売記念イベントを開催した。
映画、舞台と女優としてその存在感を見せるなっちの1年8ヶ月ぶりの写真集。全編ニューヨークロケを敢行し、知的かつ清楚な大人の女性の日常を演じる。ときに5番街を颯爽と、ときにマンハッタンのネオンに照らされ妖艶で、ときにセントラルパークで無邪気な笑み、そして、アパートメントでは誰も見たことのない大胆な姿…と、女性として磨きのかかったなっちを堪能でき、次へのステップアップへ向けた1冊にもなっている。来月誕生日のため30歳のなっちを見れる最後のチャンスとあって800人が詰めかけた。
シックな黒のワンピース姿のなっち。30歳初となる写真集に、「とにかく20代で写真集は終わりだと勝手に思っていたので、お話をいただいたとき本当に嬉しくて」と、喜びがあったそう。
米ニューヨークという街のことを「19歳のときに行きましたが刺激的な街でいろいろ得るものがあったんですけど、30になって新たな刺激を感じてて、10数年ぶりのニュヨークだと思って、撮影しました。すごく毎日が新鮮で、日本では経験できないようなことも経験させてもらいましたね」と、振り返る。
しかしながら、30代になっていままでとは違うものをという意識から、「スタッフのみなさんと、どうしたいいのかというのを最初からかかわって、いままでとは思い入れが違った作品になりました」と、決意もあったそうで、作品の出来には「10代、20代でできなかったような大胆なカットがあります。ストーリー仕立てに撮影に臨みました。なぜそこにいるのかとかを考えながらでしたね」と、意味を込めているという。
「セクシーとか程遠いところかなと思っていました」というなっちだが、内部のカットには胸の谷間が見えるセクシーなキャミソールや、黒いビキニなどのカットもあり、「けど、セクシーな部分を見てもらえれば」と、どうやら自信の出来のよう。それでも、「どういう方に？」と問われると、「もちろんファンのみなさんですけど、家族に見せると寝こむんじゃないかなと思います。スタッフも、結構衝撃的だねと言っていたので、自分でもいいのかなと思っています」と、苦笑い。
『モーニング娘。』の後輩たちが、50枚目のシングルを発売し、頑張っているが、「むちゃくちゃ嬉しいですよ。何年も経ちますが、『モーニング娘。』の安倍なつみとして出たので、後輩たちが頑張っているのは嬉しいことです。いつまでとはわかりませんけど、エールをと思ってます」と、応援メッセージを寄せると、50にかけ「50代でも写真集は？」と尋ねられたなっちは「見てくれる人がいれば努力はし続けていきたい」と、意気込みを見せることに。
また、『モーニング娘。』元メンバーらに、結婚や出産などの話題が多くなってきたが、「恋や結婚願望は？」という話になると、「いいなぁ、うらやましいなぁという気持ちにはなりますけど、それは自分がしたいと思っているだけではできないので、出会いがあればそうなるでしょうし、グループでいうなら、圭ちゃん（保田圭）がいるので、先に行ってくれれば」と、願いをかけていた。
「見てもらった方に感じてもらったことがそのままだと思います。今までにはない作品になったことは間違いありません。見せる人は選びます。いままでと違う大胆なショットです」とPRした写真集は、3465円（税込）で好評発売中！
