『境界線上のホライゾン 武蔵アリアダスト教導院学園祭』が24日、東京・日本青年館大ホールで開かれ、声優・福山潤、茅原実里、斎藤千和、小清水亜美、白石涼子、白石稔、東山奈央、新田恵海、歌手・AiRI、Ceui、奥井雅美、結城アイラが登場した。
第1期では、ホライゾン・アリアダスト（茅原）に告白すると決めた葵・トーリ（福山）の決意や、ホライゾンの正体。松平・元信による三河消滅の責任を取らされそうになったホライゾンをK.P.A.Italiaと三征西班牙（トレスエスパニア）から、武蔵アリアダスト教導院の3年梅組総出で救出に向かうなどの激動の三河争乱が描かれ、熱狂的な人気を博していた。
開始時間になると暗転した舞台の上に、茅原が立ち、『通し道歌』をアカペラで歌唱。そこから第1期OP『TERMINATED』を勢い良く歌い上げ、ファンは最初からアクセル全開状態に。
歌い終えた後は、授業のような形式でのトークショーとなり、オリオトライ・真喜子先生役の白石涼子から「先生とかオリオトライとしか呼ばれないので、みんなで『真喜子』って呼んでください！」と呼びかけると、会場全員で「ジャッジ！」と、元気よく応じる。
次に主人公葵・トーリ役の福山が「先生脱ぐのはダメですか？」と、リアルトーリのように着ていたジャケットを「ちょっとだけよ」と、ピラリとめくると場内からは歓声が飛ぶことに。その後、トーリの姉である葵・喜美演じる斎藤が「だっちゅ～の！」とポーズを取ったことから、ほかのキャスト全員が同じポーズを取り、ファンの目は釘付けだ。
トークは、『KKT総選挙』と題され公式HPで募集された『上司にしたい部門』『結婚したい部門』『抱かれたい部門』の結果が発表されることに。トーリが『上司にしたい部門』で3位になったことに、福山は「宴会部長にいいけどね。裸になるのに花見のシーズンはいいですね」と“裸”話で盛り上がると、『結婚したい部門』では、浅間・智が選ばれ小清水が、「自分のことにように嬉しいです！私結婚する～！でも、誰と結婚したらいいんだろう。（会場に）300人くらいいる～」と、キャラになり切って対応するなど盛り上がりを見せた。
トークショーの次は、AiRIによる『pieces』、ceuiによる『Stardust Melodia』と第1期EDアーティスト組が続くと、キャストによる約15分間にも及ぶファンを目の前にしての公開朗読劇を展開。途中発音が難しい単語を小清水がしっかり発音したり、テンポの良い掛け合いを見せファンを沸かせていた。
その後、第2期が先行上映され、そのスピード感あふれるアクションなどで度肝を抜くと、第2期OPを第1期と同じく歌う茅原が『ZONE//ALONE』を。歌手・結城アイラがシリアスエンディング『悲しみは誰の願いでもない』を、ライトなエンディング『ソラノウタ』を奥井雅美が熱唱し、場内は歓声に包まれることとなった。
最後に、出演者全員で登壇。マルゴット・ナイト役の東山が「1期が終わり、2期が始まるというまさに“境界線上”的なタイミングの中で行われました今回のイベントですが、ぜひぜひ楽しみにしてください」と、うまくまとめ斎藤も「夜の学園祭楽しめた？夜の愚弟、愚妹！2期のこと教えてほしい？でも、教えないわ」と、キャラになり切りエスっ気で。
そして、トーリ役の福山が、「おーう！福山潤こと葵トーリはここにいるぜ！」と調子よく声をあげると、「楽しかったよな！極東の学生の返事は？」とあおると、ファンが一斉に「ジャッジ！」と叫ぶ。「言いたいことはいっぱいあるけど、映像もいいテンションで来てる。俺たちも良いテンションで来てる。みんなもいいテンションで仕上がりつつある。あとは、それをみんなに伝播してもらえれば。境界線上のホライゾン第2期盛りあげていこうぜ！みんな、頼りにしてるぜ！」と、トーリらしいセリフに、一瞬ファン全員が武蔵アリアダスト教導院の学生になったような気分で「ジャッジ！」と、雄たけびをあげ、熱狂の一日に幕を下ろした。
