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「ザ・ピーナッツ」姉の伊藤エミさん死去…「恋のバカンス」「恋のフーガ」など

 双子姉妹デュオ『ザ・ピーナッツ』の姉、伊藤エミ(本名・沢田日出代)さんが、今月15日に亡くなっていたことが27日、分かった。

 エミさんは、一卵性双生児の妹・ユミと幼少時代から合唱団に所属。17歳のとき、名古屋市のナイトクラブで歌っているところを、当時の渡辺プロダクションの渡邊晋社長に才能を見いだされ『ザ・ピーナッツ』を結成。1959年4月に『可愛い花』でレコードデビューを果たした。大ヒット曲『恋のバカンス』『恋のフーガ』などで知られシングル・アルバムを合わせ、1750万枚を売り上げることに。NHK紅白歌合戦にも59年から16年連続で出場していた。

 28日付のデイリースポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、関係者によると、エミさんは、最近は病気療養中だったそうで、死因など詳細は非公表という。すでに葬儀は近親者で行ったそうで、関係者は「最期をみとったのも妹さんだと聞いてます」とも明かしている。

 75年には引退したが『ザ・ピーナッツ』の『東京の女』の作曲を手掛けた歌手・沢田研二(64)と引退直後に結婚。男児を出産したが、87年に離婚していた。エミさんの死去に27日に神奈川県内でコンサートを行っていた沢田は、所属事務所関係者から「本人の意向でコメントは差し控えさせていただきます」とした。

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