俳優・佐藤健(23)と女優・武井咲(18)が27日、東京・六本木ヒルズアリーナで主演映画『るろうに剣心』(監督:大友啓史/配給:ワーナー・ブラザース映画)完成披露イベントを開催し俳優・吉川晃司(46)、青木崇高(32)、田中偉登(12)、江口洋介(44)、女優・蒼井優(26)、大友啓史監督とともに登場した。
『週刊少年ジャンプ』に連載された漫画家・和月伸宏の人気剣客漫画を実写映画化。かつて伝説の人斬り抜刀斎として恐れられた剣客・緋村剣心。維新後に殺さずの誓いを立て「るろう人」の道を選んだ剣心が、さまざまな人との戦いや出会いを通じ、自らの生きる道を見出す姿が描かれる。
シックなフォーマルスタイルでレッドカーペットを歩いた佐藤。「かっこいいよ!」などの声がファンから飛ぶなかあいさつがスタート。役作りで気をつけたことについて、佐藤は、「たくさんあります。全部言うと長くなっちゃうぐらいありますね」と、前置きすると、「僕は子供のころ、マンガを読んでいて、僕自身、剣心というキャラクターが大好きなので、剣心にはこうあってほしいという理想像があって、理想の剣心を演じたと思います」と、出来に胸を張る。
神谷活心流の師範代のヒロイン・神谷薫を演じた武井は、MCから「薫はツンデレキャラと聞きましたが共通点は?」と、聞かれ、「ツンデレ…、どうなんですかね」と、苦笑いしつつ、「薫の純粋さ、まっすぐさ、けなげさは、演じていて愛おしかったです。魅力的な女性でした」と、評することに。共演の佐藤について、「現場に入って剣心の役に入るとすごくカッコよくて尊敬しちゃいます」と、あこがれを口にし、佐藤もこれには笑みがこぼれる。一方、敵役で残忍な人斬り鵜堂刃衛を演じた吉川は、「斬るのが楽しかったです」と、役になり切ったような一言で場内を沸かせた。
蒼井は大友監督が演出したNHK大河ドラマ『龍馬伝』への出演経験があり、佐藤らも出演していたため「撮影に入る前からすっかりチームワークができ上がっていた」という。そこの空気に飛び込んだ武井へ、佐藤は「武井さんが偏食なんですよ。武井さんが食べられるお店を探して、最後はうどんがあればいいというのが分かった」と、意外な一面も披露していた。
また、この日、“リアルるろう人”として全国47都道府県でキャンペーンを行う若手俳優・長尾卓也(24)がキャンペーンカー“るろう号”で駆けつけ、その出陣式が実施されることに。佐藤や、ファンらが見守るなか、全国行脚の旅に出発することとなった。
斎藤一演じる江口から「どんなに待って頂いても期待を裏切らないすごい映画ができました」といい、佐藤も「とにかく全員で一生懸命やって、監督さんがまとめてくれて、頑張りを報いてくれたらすごい映画ができちゃったなという感じです。見たことない映画になったと思うし、この映画が出てきたことが、映画界のなかでも、大きいことじゃないかなと思ったりして大友監督すごいなと。その世界観に自分がいれることが心から幸せです。みなさんとその気持ちをシェアできたら」と、自信の胸の内をあった映画『るろうに剣心』は8月25日に全国公開!
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