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「ベルセルク」ドルドレイ攻略シーンに3ヶ月!ガッツ・岩永100人斬りで憎しみや悲しみ

「ベルセルク」ドルドレイ攻略シーンに3ヶ月!ガッツ・岩永100人斬りで憎しみや悲しみ
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 俳優で声優・岩永洋昭(32)、櫻井孝宏(38)、行成とあが23日、都内で『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略』(監督:窪岡俊之/配給:ワーナー・ブラザース映画)初日舞台あいさつが開かれ、MCはニッポン放送の吉田尚記アナ(36)が務めた。

 2月に『ベルセルク黄金時代篇Ⅰ覇王の卵』が公開され、3部作に及ぶベルセルクイヤーが幕を開けたが、その待望の第2作目が堂々公開。『鷹の団』団長・グリフィス(櫻井)の「他人の夢にすがることなく、自分の生きる理由は自らが定める。私にとって友とはそんな“対等の者”」という言葉に衝撃を受け、対等の立場に立つため退団を決意したガッツ(岩永)。そんなさなか、ミッドランド王国と敵国チューダー帝国との百年戦争が、最終決戦を迎えることとなり、『鷹の団』乾坤一擲の戦いが始まる。

 劇中では、ガッツが『鷹の団』女性隊長・キャスカ(行成)を助け、ともに崖に落ち、1人で100人以上の敵と戦うというシーンが序盤の見どころの1つだが、襲い来る敵をバッサバッサと切り結んだことに、「劇中の100人斬りのシーンは、ガッツを象徴するような大事な場面。体力的には10000キロカロリーくらい消費したんじゃないかというくらいきついシーンでした。力強さだけでなく、一斬り一斬りのシーンの中にガッツの中にある憎しみや悲しみを込められた。普段の役者の演技とは違って奥が深い」と、熱を込めたアフレコを振り返る。

 グリフィスについて櫻井は、「栄光の頂点から転落への様子が劇的に描かれています。それだけ変化があって役者として演じていてすごくやりがいがあり楽しかった。グリフィスが受けた衝撃は自分も客観的にみてもショックだった」と、同情。

 一方、行成は「今回はこれまでの自分の芝居以上にもっとできるかもしれない、もっとやりたいと言える現場だった。それに監督も真正面から向き合ってくれたし、よりキャスカに近づけたんじゃないかと思う」と、手応えがあったようだが、『Ⅲ』では『鷹の団』を率いる立場になったり、ガッツと契りを結ぶシーンなど、存在感をさらに増すため、「監督にはキャスカ役に決まった一年前から『パートⅢは頑張って』と言われていた。どんな風になるのか今から楽しみでしょうがないです。力いっぱい出し切りたいです」と、次作へ向けて気合を込めた。

 さらに、窪岡監督は、「パートⅡは非常にバラエティに富んだシーンが集まっている。ドルドレイ攻略のシーンだけで3ヶ月くらいはかかっていてかなりやっかいなシーンだった。ギュッと凝縮された濃い時間になったと思います」と、制作時の苦労をしみじみ。ちなみに、原作の漫画家・三浦建太郎が「下世話ですけど、エンターテインメントの基本はバイオレンスですよね」と、満足の出来だったという感想も窪岡監督から明かされ、櫻井が「パートⅡは三部作の中でも非常に重要な位置を占める作品。いろんな人に観てほしいです」と、PR。

 気になる『ベルセルク 黄金時代篇Ⅲ 降臨』は今冬公開予定だが、窪岡監督が、「パートⅠ、Ⅱに負けない映像になると思います」と、意気を見せると、岩永も「パートⅢは死ぬ気で行きます!」と、全力を宣言した。

 『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ ドルドレイ攻略』は絶賛公開中!

「ベルセルク」ドルドレイ攻略シーンに3ヶ月!ガッツ・岩永100人斬りで憎しみや悲しみ

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