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忌野清志郎さん 聖地・メンフィスなど訪れた写真集発売!

 09年5月に死去したロックミュージシャン・忌野清志郎さん(享年58)の写真集『SOUL 忌野清志郎』(集英社)が26日に発売される。

 同写真集は、清志郎さんと旅に同行したカメラマン・鋤田正義氏(73)が撮影したもの。清志郎さんがフロントマンを務めていたロックバンド『RCサクセション』が活動休止となった91年に、ソロ2枚目のアルバム『Memphis』のレコーディングのため、ブルースの聖地である米国のメンフィス、ニューオーリンズ、シカゴ、ニューヨークを回ったときの模様を収録。

 20日付の日刊スポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、92年に『月刊PLAYBOY』で、2回にわたって掲載され、当時清志郎さんがノーメークの素顔で被写体になったことが話題になった企画を再編集した。

 清志郎さんが、「とうぜん、メンフィスのことはいつも気になっていた。写真で見たこともある。しかし、実際に来てみると、な、なんだ? ここは! シカゴ発の国内便から降り立ったおれは、目ざとくイイものを発見した。さすが、メンフィス、うれしいことに空港のエスカレーターからしていきなり『OTIS』なんだぜ!」と、影響を受けたオーティス・レディングの名が掲げられている光景に感激した様子もつづられている。

 7月9日まで東京・青山ブックセンターで展示会を開催中。7月8日、タワーレコード渋谷店で鋤田氏と箭内道彦(48)によるトークショーも行われる。

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