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中村勘三郎 食道がんに息子・勘九郎&七之助「温かく見守って」

 初期の食道がんであることを発表した歌舞伎俳優・中村勘三郎(57)について、長男の中村勘九郎(30)、次男の中村七之助(29)が18日、東京・渋谷シアターコクーンで『天日坊』公演終了後、関係者を通じてコメントを発表した。

 2人は連名で、「このたびは父のことでご心配をお掛けして申し訳ございません。私たちも医師の先生方にお任せしております。1日も早く皆さまに舞台を見ていただけるように、父も治療に専念いたします。今しばらく温かく見守ってください」と、文書でつづった。

 19日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、同じ食道がんを克服後、音楽活動を続けている歌手・桑田佳祐(56)が昨年、勘三郎が難聴で入院した際、手紙を送ったエピソードも披露。それまで面識がなかった桑田から「不肖の同級生より」と書かれた手紙に、勘三郎も「勇気づけられた」と感激したという。

 また、勘三郎と同い年で、ともにワイン好きでよく食事をする仲という野球評論家・江川卓氏(57)も「良くなったら、また食事に行きましょう」とエールを送っている。

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