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香川照之 46歳で歌舞伎デビュー!新中車として「生涯かけて精進」

俳優・香川照之(46)が5日、東京・新橋演舞場『六月大歌舞伎』で、9代目市川中車として、初めて歌舞伎の舞台に立った。

新中車が演じたのは乱暴者で、村の鼻つまみ者の長兵衛。しかし、織田信長を討った明智光秀を竹やりで殺したことから、一転してヒーローになる役どころ。開演から18分後、花道から竹やりをかついで新中車が登場すると、大きな拍手が起こった。

6日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、新中車は口上では、「大きな大きな名前を襲名させていただくこと、ありがたく感無量でございます。歌舞伎の舞台に初めてお目見えする私は、生涯かけて精進し、9代目中車を名乗る責任を果たしてまいります」と挨拶。香川の長男の政明君こと5代目市川團子(8)が、「猿翁のおじいさまよりずっと立派な俳優になることが私の夢です」と、祖父の猿之助改め市川猿翁(72)を引き合いに出すと、観客から笑いと拍手が起こった。

離婚した猿翁と45年ぶりの再会を果たした女優・浜木綿子(76)が、客席から息子と孫の晴れ舞台を見守り、涙。報道陣に「おめでとうございます」と声を掛けられると、「ありがとうございます」と会釈した。

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