女優・仲間由紀恵(32)が30日、都内で行われた「ファイザー株式会社 世界禁煙デー直前 禁煙治療啓発イベント」に、CMで共演している俳優の“ぬっくん”こと温水洋一(47)と禁煙の先輩である俳優・舘ひろし(62)とともに登場。「禁煙」に成功した夫役の温水を祝福。「禁煙のカリスマ」舘は、肺年齢「95歳」との診断にガッカリ。
ファイザー株式会社は、5月31日の「世界禁煙デー」を前に、禁煙することの大切さを啓発する目的で、禁煙治療啓発イベントを開催。ギネス認定の「巨大肺模型」が展示されたり、「無料肺年齢診断」などが行われた。
同社CM出演をきっかけに3月に医者とともに禁煙治療にいどみ、見事、「禁煙」治療に成功した温水に、妻役の仲間は、「あなた、3ヶ月間お疲れ様でした」と花束を贈呈した。
成功の秘けつについて、「やめられる感じしなかったけど、意外とすんなりやめることが出来ました。周りの人に『やめました』と宣言することが秘けつですかね。最初の1週間はタバコ吸ってもいい期間だったので吸ったら、意外とおいしくないと思って、宣言した日から完全にやめられた。今は、そんなに吸いたいと思う瞬間はないですね」と、比較的苦も無くやめられたそうだ。
禁煙効果に温水は、「朝起きた時に目覚めがいい。現場でメイクさんに肌艶がいいですねと言われることが多い。ご飯がおいしい。お水がおいしい」というと、さらに、「海外旅行に行けるぐらいタバコ代が浮きました」と、家計への高赤も絶大と苦笑い。
CMと同じように、優しく微笑みを浮かべながら、サポーターとして見守った仲間は、「体の中や何かをガラッと変えるのは大変なこと。それを乗り越えてこられた。お医者様に相談されて、キチンと完了まで乗り越えたのは本当にすごいこと。意志の強さとか、生き方、内面的にも魅力が増します」と称賛。
ところが、「禁煙」を継続していけそうか尋ねられると、「たぶん大丈夫です」と、ちょっと自身なげに言うと、強力なサポーターとして、同CMでお医者さんに相談しながら、2年前に禁煙に成功させ、現在も継続している“禁煙界のカリスマ”舘ひろしが登場。
舘は、以前は、1日70本~80本吸っていたそうで、「意思が弱いものですから、やめたくてもやめられなかった」と、昔を振り返り、「自分が心からやめたいと思うことが一番だと思います。ちょっとやめてみようかなと思う人はやめられない」と、強い意志が大事だと説く。
さらに、「肺年齢を検査してもらったら、95歳だった」と、苦笑いしつつ、「40年間吸った結果。もう、タバコを吸うことはかっこいいことじゃないので、そろそろおやめになったほうがよろしいかと思います。タバコの呪縛から自由になれるのが、素晴らしい」と、訴えた。
舘は継続できた秘けつについて、「禁煙宣言し、書にもかいて貼っと」いたそうで、今回、温水もそれに習って、「卒煙」と書をしたためることに。
さらに、舘が、また吸ったら、「その時は、西部警察のメンバーを連れてきて、お灸をすえていただく」というと、仲間も「迫力ある皆さんが見守っていただけるということを聞いたので…」と、安心した表情。
温水も、「大丈夫です。すいません」と、決意を新たにしていた。
最後に、舘から「禁煙成功」と「卒煙」を願って、温水が大好きだという『西部警察』のDVDを渡したが、「この中では全員が煙草吸っているので、効果があるのか…」と、笑わせた。
温水は、「僕もやめました。明日が禁煙デーなので、『世界禁煙デー』から禁煙してみてはどうでしょうか」と、勧めると、仲間も、「やめたいけど、やめられない方、禁煙の大先輩のお2人のように、世界禁煙デーをきっかけに、新しい自分の人生を歩んでいこうと思ってみては」と、サポーターとして「禁煙」を勧めた。