女優・遠野なぎこ（32）と歌手・ダイヤモンド☆ユカイ（50）が28日、都内で行われた映画『ミッシングID』（監督：ジョン・シングルトン／配給：ギャガ宣伝部）の公開記念イベントに登場し、肉食系同士の恋愛バトルトークを繰り広げた。
平凡で普通の高校生だった主人公ネイサン（テイラー・ロートナー）が、実は自分の人生が入念に作り上げられたことを知るという映画内容から、「偽り」の自分を捨て、「真実」の自分をさらけ出している2人が、ゲストとして呼ばれた。
ユカイは、ワイルドなロックンローラーから、著書の中では、無精子症であることをカミングアウトしたり、過去の女性遍歴も語るなど、あけすけな言動が受け、バラエティー番組で活躍するタレントへ転身。
遠野はNHK連続テレビ小説『すずらん』（99年）主役を演じるなど、清純派のイメージだったが、結婚1ヶ月で別居し60日足らずで離婚。その後も“八股交際”をカミングアウトするなど、ハデな男性遍歴をザックバランに披露する超肉食系女優としてバラエティー番組でひっぱりだこ。
ユカイは、「いいねぇ。8股交際。俺もエイトデイズウィークに挑戦したことがあってさ」と、1週間で8人の女性と…チャレンジしたが、1週間は7日しかなく、「一人は交換要員。8人でシフトしていく」と、過去の“モテ期”を披歴すると、遠野が、「それわかります」と、食いついて肉食系同士意気投合。
遠野の凄すぎる男性遍歴は、「10代の頃からだから、おかしいと思っていてなかった」と、筋金入りで、しかもいまだに現役。現在は「彼氏はいないですよ」と、彼氏を作らない主義ながら、「デートしようと思えば出来る男性は2ケタ。常にアンテナ張ってますから。いまも見られてないと思っているでしょうけど…」と、報道陣をぐるりと見回し品定め。
さらに、「最近はちょっと警戒されがちだけど、油断させて近づいて、パクっとしています」と、捕食テクニックまで披露。
ユカイも、「いいね。付き合いたいね」というも、遠野から「肉食同時じゃぶつかるじゃないですか」と、軽くいなされると、「最近は草食にも…」と、ささやかな抵抗。
押されっぱなしのユカイは、「女性がどんどん強くなる。ロックンローラーとして（女性は）食うもんだったけど、最近は食われる。ナンパしにいくんじゃなく、されに行く」と、弱音を吐く。
そこで、遠野のような「男をぼろ雑巾のように、ちぎっては投げ、ちぎっては投げする肉食女性」を、「なぎっちょ！」と命名。遠野も大喜びで、2人で“なぎっちょポーズ”まで披露した。
世間を騒がせた俳優・塩谷瞬（29）の二股交際問題にも遠野は、「あれと私の股掛けは全然違う。彼は騙したんですよね、私は騙さないですから。付き合っているわけではないし、相手にも数いる中の一人だよってちゃんと言ってます」と、バッサリ。
また、遠野は、芸人好きで、ヒロシとデートしたが、「つまんなかったぁ～」と、ぶっちゃけトーク。さらに、テレビ番組の企画で、お笑い芸人『ライセンス』の藤原一裕（34）とも連絡先を交換したが、「メチャクチャ好きだったのに、メール交換して満足したのか、社交辞令のメールを1回しただけ」で気持ちが冷め、「電話番号も消した。悪いことしました」と、ちょっと自己反省。
ユカイが、「芸人はテレビ回っていないところではつまらないから、やっぱりロックンローラーかな。紹介しようか」というと、遠野は「本当ですか？」と、目を輝かせる。それでも、今、狙っている芸人さんはいるそうだが、「もう言いません。警戒されるんで」と、かたくなに口を閉ざした。
そこでユカイは、「バラからタンポポがいいと（2度目の結婚）したが、時間経つとタンポポにもトゲが生えてくる。男性の好きなタイプはやっぱりバラのような女性なんだな。旅立ちたいなぁ～再婚しようかなぁ～」と、ひさびさに目の当たりにした“妖花”に、惑わされたようだ。
同映画は6月1日より全国ロードショー。
