安藤美姫 アジア系住民への“ヘイト”海外で経験?「代金を手で受け取ってもらえなかった」!「ABEMA Prime」で

安藤美姫 アジア系住民への“ヘイト”海外で経験?「代金を手で受け取ってもらえなかった」!「ABEMA Prime」で

安藤美姫 アジア系住民への“ヘイト”海外で経験?「代金を手で受け取ってもらえなかった」!「ABEMA Prime」で

 プロスケーターの安藤美姫(34)選手が1日、ABEMAの「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』(平日午後9時より毎日生放送)に出演。過去に、海外で、ヘイトクライムにあった体験を明かした

 この日、韓国の人気音楽グループ『BTS』がアメリカのホワイトハウスを訪問し、バイデン大統領との対話の中で、アジア系住民への憎悪犯罪「ヘイトクライム」について言及したことを紹介。

 BTSが“アジアンヘイト”撲滅を訴えたことについて、番組MCでプロスケーターの安藤美姫は「BTSはアジアだけではなく、世界中に影響力のあるアーティストなので、今後もこのような活動を積極的に続けてほしい。若いのに素晴らしい」「日本ではアスリートやアーティストが政治的な声を上げると、意図とは異なる捉え方をされることがあるように感じる。私も人種差別に抗議するハッシュタグをつけて、SNSで発信しようとしたら、『日本でやるのは…』と周りからストップをかけられたことがある。
 スポーツやエンタメの世界で影響力のある日本人もたくさんいるので、周りを怖がらずに声をあげてほしい。そして、それに賛同するアスリートやアーティストが増えてきたら、何かが変わるのかもしれない」とコメントしました。

 フリーアナウンサーの柴田阿弥は「海外の国を好きになる時に、音楽や映画による影響は大きい。父親世代はアメリカがめちゃくちゃ好きだし、私たちの世代は韓国を好きな人が多い。『国同士の争いはあるけど、個人としては好き』という考え方の人が増えていくためには、エンタメの力が重要だと思う」と語りました。

安藤美姫 アジア系住民への“ヘイト”海外で経験?「代金を手で受け取ってもらえなかった」!「ABEMA Prime」で
フリーアナウンサー柴田阿弥
 また、安藤は、フィギュアスケートの現役選手だった時代に“人種差別”のような扱いを受けたエピソードを打ち明ける一幕も。「スポーツの世界では『平等に戦う』という理念のもと、あらゆる差別はあまりない」とした上で、「海外のショッピングモールで買い物をした時に、代金を手から受け取ってもらえず、お釣りも手渡しをしてもらえずに投げつけられたことがある。注文を無視されたこともあった」と明かした。
 さらに、安藤は「その店員は黒人の方だったので、自身も人種差別を受けた経験があったのかもしれない」と分析し、「人種差別が連鎖していく中で、それがエスカレートしていって、暴力的なヘイトクライムに繋がっているのだと個人的に受け止めている。どうしたら止められるのか?と考えたときに、攻撃を受けている人を助けてあげて、実際に行動に移していくことで局面は少しずつ変わってくると思った」と考えを述べた。

安藤美姫 アジア系住民への“ヘイト”海外で経験?「代金を手で受け取ってもらえなかった」!「ABEMA Prime」で

 次のテーマとして、社会システムの再構築を目指す男女共同参画会議で「女性版骨太の方針」の原案をまとめたことを伝えた。その方針の中で「女性の経済的自立」の重要性が指摘されていたことから、“経済的自立”をすることが、女性の社会進出を促進し、少子化解消を実現するのか?を考えた。
 安藤は「このニュースに対するSNSの声で『女性がもっと仕事をして、さらに子育てをするのは無理』という意見があったけど、会社や周りがサポートする環境が整えば、実現できると思っている。私の場合は一般の働く女性と比べてちょっと特殊な例ではあるが、家族のサポートがあるから仕事と子育てを両立できている。
 実現するために難しいことはたくさんあると思うけど、リモートワークを活用するなど、小さいところから変えていけば、“女性の経済的自立”と“少子化解消”を両方実現できるのではないか」と自身の意見をコメントした。

安藤美姫 アジア系住民への“ヘイト”海外で経験?「代金を手で受け取ってもらえなかった」!「ABEMA Prime」で
国の男女共同参画会議委員である佐々木かをり氏

 また、育児休業について話が及ぶと、国の男女共同参画会議委員である佐々木かをり氏は「そもそも『育児“休業”』という名前が後ろめたい気持ちになる。私は育児を通して時間管理や危機管理などのスキルが上がり、多様な考え方も身につけられた良い時間になった。男女に関わらず『育児休業』を通じてダイバーシティな人材になって帰ってくるので、会社にいないから『育児“休業”』とするのではなく、何か別のポジティブな名前ができると良い」と提案。
 安藤も「私も子どもを出産して視野が広がった。私の場合は、氷の上での表現が『すごく柔らかくなった』『またバージョンアップして帰ってきたね』といろんな人から言われたり、育児を通して新しい人間関係が生まれたりした。対企業においても、良い影響があるのではないか」とコメントした。

 本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。
 (https://abema.tv/video/title/89-66)

 放送日時:毎週月~金曜 夜9時~夜11時 ※生放送
 放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル
 出演:
 安藤美姫
 池澤あやか
 柴田阿弥
 堀潤
 穂川果音
 平石直之

 (C)AbemaTV,Inc.

 


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