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亀梨和也&上田竜也&中丸雄一 紅白歌合戦会見場で久しぶりのKAT-TUNポーズ披露やしゃぎまくって一時収拾不能状態に!スタッフからかけられた「やっとだね!」の声に感激も【原稿ロングめ】

亀梨和也&上田竜也&中丸雄一 紅白歌合戦会見場で久しぶりのKAT-TUNポーズ披露やしゃぎまくって一時収拾不能状態に!スタッフからかけられた「やっとだね!」の声に感激も【原稿ロングめ】1

 アイドルグループ『KAT-TUN』の亀梨和也、上田竜也、中丸雄一が29日、東京国際フォーラム内で『第72回 NHK紅白歌合戦』リハーサルを開催し、終了後にメディア向けの取材に応じた。

 2006年にデビューし、結成15年目を迎えた今年初出場を飾った『KAT-TUN』。カメラマンから何かポーズをとリクエストが飛ぶと、上田が「これ『KAT-TUN』ポーズらしいよ」と、右指でKという文字を文字を形どったポーズを披露してみせた。

 そしていざ質疑応答と行こうとしたところ、中丸が「質問されてる方どこですか?」と、きょろきょろしだし、亀梨が「もう15年やってるのに……最近『ジャにのちゃんねる』ばかりやってるから」と会見一言目からツッコミを飛ばす。

 しかし、中丸が紅白歌合戦は「個人的にはご縁がない番組」と言い出し、亀梨が「言い方な!言い方だぞ!ワードセンス!」と、さらに激しくツッコミを飛ばしたものの、中丸がしゃべりだそうとすると今度は亀梨が「見てよいま紅白歌合戦の(パネルの)前に立ってるぞ!」と、はしゃいだりと一時収拾がつかない状態に。

 上田によると「きょうは1番面白いグループになろうと思って」という気持ちがあり、これだけはしゃいでいるそうで、中丸も気を取り直して、「紅白歌合戦は、出たくて出たくてたまらない番組だったんですけど15年ぐらい、ご縁をもたせてもらえるタイミングがなくて。なんとなくですけど、ああもう無理かなと思っていたんです」というと、亀梨は「番組にはジュニア時代に出てたんだけどね」と、しみじみ。ここで亀梨がタイミングよく「諦めないで」と合いの手を入れ、中丸は「真矢ミキさん!」と、再び楽しげだった。

 さらに、東京国際フォーラムという会場が紅白歌合戦初出場となったことにも思い入れがあるといい亀梨が「グループ結成して初めて『KAT-TUN』としてステージに立ったよね」というと中丸は「『KAT-TUN』として単独で初めてライブをやらせて頂いたのも国際フォーラムなんです。僕らとしては、不思議な感じがしていて、すごく楽しみにしています」と、縁を感じているそうだ。

 音合わせしてみての感想について、上田は「アツくない?国際フォーラムでしょ、楽屋があったところ通ったじゃん」と、いろいろこみあげてくるものがあるといい、亀梨は、「さっき言った番組とかで、ジュニア時代から一緒にやっているスタッフさんがわざわざステージまで上がってきてくれて『待ってたぞ!』『やっとだね!』と言ってくれて。それと、『舌打ちはあそこのカメラだからね』と言われてわかりました!舌打ちはしっかり決めますと言いました」と、やりとりをしたのだとか。

 音合わせは残念ながらこの日見ることができなかったが、このことについて質問すると亀梨は「すっごい楽しかったですよ!」とニヤリと笑い、では演出は?との質問には「ちょっとNGみたいなんで」と、お茶目に笑いつつ「デビュー曲を歌わせて頂くので、あまり踊らないグループなので特効やらなんやらで盛り上げて頂けます」と、ちゃんと説明。ちなみに、紅白歌合戦のために上田も髪色を変えたといい、「NHKなんでちょっとおとなしくしようかなって。暗めにして優等生ぶろうかなと」とのことだった。

 今年を漢字1文字で振り返ることとなり、亀梨は「僕は『勝』つですね。今年はグループとしてとして15年でアニバーサリーイヤーで。結成のときにも、『KAT-TUN』はジャニーさんから『YOUたちは漢字で「勝運」なんだよ』と。世の中のこういう状況にも打ち勝つということは意識して過ごした1年だったと思います。勝ちにいきます」という。

 上田は「亀梨くんが勝つというので、『運』と言いたいですけど、変な感じになっちゃうので。継続の『続』で。15周年でいろんなことがあったけど、感謝の気持ちとか、伝統ある番組に出演させて頂く喜びを感じることができたので、継続は力なりということを思いました」と、しみじみ。

 2人がしゃべり終えたところで、亀梨が「ありがとうございました」と一礼して去ろうとしだし、中丸が「待て待て!『KAT-TUN』は2人になっちゃうから!」と止める小芝居を挟みつつ、「『喜』ですね。あまりにも喜びの時間が多かったなって。『KAT-TUN』的には何度も言いますが15周年で、これまで周年というタイミングで、いろんな理由があって、なにかこうお祭り的な年を経験したことがなかったんですよ。笑うところですよ(苦笑)。メンバー編成が激しいんですよ」と、ぶっちゃけた話をしだし、亀梨は「もともと15人いたんですけどね」と、話をかき回そうとするとこれには上田も中丸も「そんなにいねーわ!」と、ツッコんで会場も大爆笑。

 中丸は続けて「お祭り的な年が体験できなかったというのでちょっとモヤモヤをどこかで抱えていたんです。でも15周年というのはレコード会社の方も事務所の方も、周りの方も含めて、なんか『KAT-TUN』の15周年をきらびやかなものにしてやろうよという気持ちを感じたんです。振り返ってみるとまさにそのような年になったと思うんですよ。コロナ禍でルールはありましたけど、ファンの方とも会える機会がたくさんあって。いい1年だと幸せなところに、紅白歌合戦出場の話が来たので、『喜』になりましたね」と、噛みしめるように語った。

 ほかにも、記念撮影のときの『KAT-TUN』ポーズに解説を求めると、亀梨は「デビュー前にコンサートをしたときに、ポーズ作らなきゃねとなったんです。このポーズ、デビューの新聞はこれで映っているはずなんです。ですけど、反抗期で『ダサくね』となって出さなくなって」といい、中丸は「スタートはこのポーズといっても過言ではないんです。だから感慨深いよな」と、実は相当以前からあるにはあったポーズだったといい亀梨は「15人居たんだ!そのころは」と再びネタに走り2人から「いねーよ!」との声が再び飛ぶ。

 そんなポーズを披露したということで記者から「丸くなられた?」との声が飛んだが、上田は「すっかり」といい、亀梨は膝をたたきながら「トゲは全部抜いてきました」と笑み。

 そんなふざけ合いも多かった会見だが最後は上田から「お騒がせしました。ありがとうございました」と話すとともに、会見場の出口で3人とも足を止め3人で一礼する姿を見せ、『KAT-TUN』というグループのやんちゃさと円熟味の両方を感じさせる一幕を見せていた。

 ※記事内写真は「提供:NHK」

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