NO IMAGE

丸山隆平 紅白歌合戦今年の関ジャニ∞楽曲は「紅白で歌うことに意味」やスーツの真意?村上信五 司会の“野望”のため嵐・松本潤へ「大河にねじ込んでもらおうかな」【原稿ロングめ】

丸山隆平 紅白歌合戦今年の関ジャニ∞楽曲は「紅白で歌うことに意味」やスーツの真意?村上信五 司会の“野望”のため嵐・松本潤へ「大河にねじ込んでもらおうかな」【原稿ロングめ】1
 

 横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義によるアイドルグループ『関ジャニ∞』が28日、東京国際フォーラム内で『第72回NHK紅白歌合戦』音合わせ後にメディア向けの取材に応じた。

 まずは音合わせの姿が披露。暗転した会場に5つのスポットライトが5人を照らすというシンプルな構成からスタート。歌唱中、メンバーが客席に手を振る姿なども見せる。その背景は何も映っておらず、黒くなっており本番では、もう一段何かがありそうな雰囲気を見せていた。

 会見場での記念撮影では、カメラマンから「派手な感じで!」、「もっと行けますよね!」などの声に笑顔で応じつつ、人さし指を立てるポーズを多く披露していた。

 さっそく、紅白への意気込みについて質問が。これに5人で顔を見合わせると、丸山が切り込み隊長を務めることに。そこでは今回歌唱する楽曲で44枚めのシングル『Re:LIVE』が1番は関ジャニ∞作詞、2番はeighterと呼ばれているファンらが作詞したということもあり「数年連続で出させて頂いて……10年か。らしさを出させて頂けてありがたいんですけど、今回の『Re:LIVE』という曲はファンの方々と一緒に作らせて頂いて、それを紅白で歌えるということが自分たちとしても嬉しいですし、『関ジャニ∞』を知らない方に届けられたら。この曲を紅白で歌うことに意味を感じています」と、今年の楽曲へは特別の思い入れがあるそう。

 そんな楽曲『Re:LIVE』のなかでお気に入りの歌詞へ、丸山は「『笑顔の花が咲く』という表現は気に入ってます。ライブでは声が出せないけど、マスク越しに目が笑っているとかあって伝わってくるんです」と、しみじみ。

 一方、村上へは、毎年“定番”となった紅白歌合戦の司会落選へのコメントを求めることに。立候補していたんですけど、あえなく……僕の物差しではあと一歩のところなんです」と、惜しくもといった様子。丸山が「あと一歩やったん!」と目を丸くするなか落選理由を村上本人に分析してもらうと「やっぱり朝ドラと大河ドラマに出ていないという僕のキャリアの至らなさがすべてかなと思っています」と、敗戦の弁を述べた。

 オファーは現時点では「ないです」という村上だが、“秘策”があるという。それは『嵐』松本潤が2023年に主演する大河ドラマ『どうする家康』に「松本の潤の大河にねじ込んでもらおうかなと思っています。そのあたりで司会に向かっていきたいかなと思います。ですので2022年は俳優業に邁進させて頂きまして、2023年に大河・紅白の道筋を描いていますね」と、“野望”を。ここで記者が「岡田(准一)くんも『どうする家康』に出演しますよね」と振ると、「僕も松潤をしっかり支えられるように準備だけはしっかりやりたい」と力強く語るとともに「すいません、いまは記者のみなさんに向けてしゃべってません。いまは(会見場袖にいる)関係者のみなさんにぜひ届け、届けという気持ちで、そこも込めて歌わせて頂こうと思っています」と、続けて笑わせた。

 今年の振り返りの話題では横山が今年を『始』とし、「オリジナルアルバムとしても『関ジャニ∞』として出せたので、ようやく始まったなという感じがしています」。丸山は『全』とし、「全部を出し切るということがしづらかったですけど、アリーナですけど周りのお客さまのためにするということができたので、お互い出し切れたかなと思います。それは全だと思います」。

 大倉は、「『生』きるですね。生きづらい2年があって、緊急事態宣言も開けてきて、ライブも始まってということができるようになってきて、いま僕たちのなかで大きな出来事で。ライブができることはありがたいっすね。客席が埋まっているのを見るとグッとくるものがありますね。いい景色でした」。安田は「『声』という漢字ですかね。実際会えなくても声が届くんだなって。すごいなって、実際に会えたら最高ですけど、会うことで、対話することによって、エネルギーができて、それをとりあってというので、いまの時代でもこうしてつながることができるんだということを実感する1人じゃないということを感じました。『関ジャニ∞』の5人の声を届けたいなと思います」。

 村上は、「再生とか再会の『再』ですかね。われわれもようやく遅ればせながらですけど、ツアーは無事に再開できましたし、ファンの方とも再会できました。エンタメ界も再生に向かっているのかなと。それと司会に再チャレンジです。これはNHKさんが使ってくれるまで言い続けたいと思います。日本中でそう言ってるの僕だけですからね!」。

 ほかにも、紅白歌合戦に出演するジャニーズの中で最年長グループになったことへの実感を尋ねると、大倉は「そこの思いですか?気づけばという感じですね。先輩たちの背中を見ながらやっていましたけど、自分たちがどういう背中を見せられるかわかりませんけど、なにかいい影響を与えられるようにと思っています。そして、来年もちゃんと選考して頂けるように頑張ります」と、実感を語っていた。

 ちなみに、この日、スーツで登場した丸山だが、毎年スーツで会見に臨む傾向がある。この話題を振られると、「これ見せるためのものではないんです。気持ちの問題で験担ぎなんです」と、これまでに語られることのなかたスーツの意味を語る。古参の記者からは丸山が“広報”として紅白歌合戦の現場で名刺を配ったこともあったが、これに丸山は「7年前に作ったんですけど、まったく機能してないです」と、思い出深そうに話していた。

 降壇する際には「ありがとございました。よいお年を」と、明るい雰囲気だった。

 写真提供:NHK

広告