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後藤邑子 自己免疫疾患で休養…ファンへ「難しい病気だけど絶望的なものでは…」

 所属事務所のホームページを通じ体調不良のため休養を発表していた人気声優・後藤邑子が、病状について「自己免疫疾患」だったことを19日付の自身のオフィシャルブログで告白した。

 「お知らせ」とのタイトルで掲載され、「約1年間の体調不良が続いていましたが、この度、お休みの期間に入ることになりました」と、発表する後藤。

 事務所から勧められたことで病院で精密検査を受けたところ、緊急入院することになったといい、「自己免疫疾患」については、「自分の免疫細胞が自分の体を攻撃して壊してしまう病気。私は心臓と肺と血球がやられてしまっていました。入院期間は最短で2ヵ月半になるそうです」と、説明する。

 「難しい病気だけど絶望的なものではありません。少しだけ安心してください」と、切々とつづる後藤。関係者や両親 らがお見舞いに来てくれたそうで、「こんなに温かい環境で娘が働いていることを知って、医師の説明を受けすっかり意気消沈していた親が嬉しそうに笑い、私も救われました」と、振り返る。

 それと同時に、「邑子ちゃんは頑張り屋さんだから、本当は全部の仕事を止めてあげたかったけど、本人やりたい気持ちがすごくわかるから、量を減らして、いざとなったらいつでも支える覚悟で見ていたと言われた時、私は体調を崩していた間、こんなにも注意深く、優しく見守られていたのかと、涙が出そうでした」という後藤。

 仕事がストップしてしまうことに、現場にも迷惑をかけると気遣う後藤だったが、「でも誰も私を責める言葉を言いませんでした。それどころかディレクター、プロデューサー達の優しい言葉が届けられました。嬉しくて言葉が出てきません」と、感謝をすると、「私の復帰を待ってくれる現場もあります。そんな奇跡は起こらないと思っていました。誰が頑張ってくれたのでしょう。誰が決めてくれたのでしょう。私はこの仕事、この業界が好きです。ちゃんと治して、ごめんなさいと、ただいまを言いたいです」と、完治へ向けての意欲になっているよう。

 「ゆっくりじっくり治して、元気になって戻ってきます。それまで待っててくれたら本当に本当に嬉しいです」と、気持ちを明かしている。

 後藤はアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝比奈みくる役で知られ、その後もさまざまな作品に出演している。

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