女優・小雪（35）が16日、都内スタジオで映画『スノーホワイト』（監督：ルパート・サンダース／配給：東宝東和）公開アフレコ収録に登場した。
戦う白雪姫の成長を描いたアドベンチャー3部作の1作目。小雪は悪の魔女役を演じることとなる。
ともにアフレコに臨んだ俳優・椎名桔平（47）は洋画のアフレコに初挑戦にもかかわらず、安定感のある演技を見せ、出産後復帰1作目となる小雪は、白雪姫で有名なセリフである「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰？」を披露することに。
小雪は「実写映画のアフレコは初めてだったので、今回は本当に楽しみにしていました」と、期待感を語りつつ、「どういう思いで芝居をされているかがわかるのであわせようと思うのですが、言語が英語と日本語で違うところが難しいですね。英語は的確に物事を伝える言語ですし、日本語は後ろにどんどん補足できる言語ですから、どう伝えていけばよいかすごく考えました」と、言語が役作りの壁として立ちはだかったことを明かすことに。それでも、「でも、難しいことに出会えるのは勉強になりますので、よかったと思います」と、チャレンジ精神は旺盛なようだ。
椎名とは以前、テレビドラマで共演しているが、随分と時が経ったことに、「久しぶりに会って、ベビートークで盛り上がりました」と、小雪が言えば、椎名も「そうなんです。僕からは子育てのアドバイスもしましたよ！」と、テンションも高い。
悪の女王役を演じるが、「夫が『今までにやったことのない役だからおもしろいんじゃない？』と言ってくれました。怖いだけでなく喜怒哀楽のある役なので、楽しんで演じています」と、ノリノリなのだとか。
そして最後に、小雪は、「小さいころに私も読みきかせをしてもらった物語なので、アフレコをしてみて、本当に不思議です。ずっと語り継がれている物語というのは、すごいですよね。うちは夫婦そろって俳優なので、絵本の読みきかせは、一般の人より確実にうまいと思います」と、アドバンテージを明かして笑いつつその場を後にした。
