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しずちゃん レフェリーストップ負け!五輪出場はほぼ絶望的に

 お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の“しずちゃん”こと山崎静代(33)が15日、中国・秦皇島オリンピック体育センターで行われたアマチュア女子ボクシングミドル級3回戦で、アンドレアー・シュトロマイヤー(29、ドイツ)に1回1分56秒RSC(レフェリーストップ・コンテスト)で敗れ、今大会での五輪出場枠獲得はならなかった。

 前日の2回戦では、国際大会での初勝利を飾ったしずちゃんだったが、サウスポーの強豪は高い壁だった。試合開始から2分もたたないうちに、3度のスタンディングダウンを奪われたしずちゃんは、試合を止められ呆然と立ち尽くす。

 16日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、しずちゃんは「凄く悔しいです。いろいろなことをやってきたのに2分たたないうちに終わってしまった。勝負は一瞬で終わってしまうものなんだと改めて思った」とコメント。会場を出ると、涙が溢れ、約20分間トイレから出られなかった。

 しずちゃんは今後について、「いまは何も考えられない」としながらも、日本代表の樋山茂監督は、「まだ大陸(推薦)枠があるし、前に35歳までやると言っていた。リオまでやる可能性だってある」と前向き。しずちゃんのロンドン五輪出場は、アジアで1枠の大陸推薦枠に望みを託すことになったが、世界選手権などの成績は関係なく、「ボクシングの発展に寄与する国」が対象。選出されるのは厳しい状況だ。

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