07年、『ミスマガジン2007』グランプリを受賞し、グラビアアイドルとして活動していた鹿谷は、今夏、自身がボーカルを務めるロックバンド・SIKA-BAMBIを結成。これまでのタレント活動とは異なる業界への挑戦だが、「もともと音楽が好きで、ずっと歌うことはやりたかった」と、新しい一歩を踏み出した。
今年8月にファーストミニアルバム「Believe!!」をリリースし、イベントのゲスト出演などを重ね、記念すべき20回目となる同ライブは、無料でしかも初のワンマン！ ライブ直前、緊張感漂う楽屋で、鹿谷は囲み取材を行った。
報道陣が喉の調子や体調を気遣えば、「大丈夫じゃないです。きょうはバナナとチキン2口しか食べてない。美容室に行く予定だったけど、時間がなくて前髪切れなかった」と、思い切り不安をのぞかせる場面も。
だが、「やりたかったことだったけど、まさか音楽をやるとは思っていなかった。こんなチャンスは二度とないと思うので、精一杯頑張りたい」と、前向きに今年を振り返り、「メジャーデビューして、お客さんを呼べるようになって、日本武道館でできるようになりたい」と、夢はでっかく来年の抱負を語った。そして、なんと「久しぶりに水着を着て、グラビアをもう一回やりたい！」と、ファン垂涎のコメントも飛び出す！
バンドの紅一点がボーカルということで、『JUDY AND MARY』のようなバンドを目指しているというSIKA-BAMBI。「どのようなアーティストを聴いていましたか？」と、鹿谷に質問をぶつけてみると、「もともとジュディマリさんも大好きで、いきものがかりさんや、同じ福岡のYUIさん、絢香さん、CHARAさんは聴いていましたね」と、女性がボーカルを務めるバンド、女性アーティストの名を挙げた。
来年は1月21日、2ndミニアルバム「みらいどこまでも」をリリースし、全国ツアーも開催。2月3日には、地元・福岡の天神ビブレホールでインストアライブが行われ、故郷に錦を飾る鹿谷は、緊張しながらも、バンドのメンバーと笑顔で雑談し、本番のステージへと向かった。
