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荻上直子監督最新作舞台あいさつで主演の市川実日子を「普通の人じゃない」

荻上直子監督最新作舞台あいさつで主演の市川実日子を「普通の人じゃない」
荻上監督の最新作が公開!

 映画『レンタネコ』(監督・脚本:荻上直子/配給:スールキートス)初日舞台あいさつが12日、都内で開かれ女優・市川実日子(33)、草村礼子(71)、山田真歩(30)、俳優・光石研(50)、荻上監督(40)が登壇した。

 『かもめ食堂』『めがね』『トイレット』と、独特の間が世界を沸かせる荻上監督最新作。ネコ好きのサヨコ(市川)は台車にネコを乗せ拡声器で呼びかけながら、“猫を貸すことにふさわしい条件が揃っているか”を審査しつつネコを貸し出す『レンタネコ』屋を営む。ネコのレンタルが認められた人々はそれぞれ心に何かを抱えており、それがネコによって癒やされていき…。

 作品上映後に登壇したキャストら。主演の市川は、本作でネコとガッツリかかわりができたそうで、「招き猫を含めて17匹いて、それだけいるとみんな性格が違くて、『よーいスタート』で画面からいなくなっちゃう子や寄り目でずっと揺れ続ける子とか、ネコにもいろいろいるんだなと思いました」と、触れ合った思い出を。

荻上直子監督最新作舞台あいさつで主演の市川実日子を「普通の人じゃない」

 荻上監督からスタッフまでみんなネコを愛していたと明かす草村は、「台本に『このネコは』というセリフがあると監督からは『このネコちゃんは』と愛情を持った言い方で返されて、少しヤキモチを焼くくらいでした」と、笑みを見せ、当の荻上監督も、「ネコは言うことをきかないのは分かっているので、自由にその場にいてもらった感じです。さくさんのネコを撮影しましたが、最終的に自分が飼っているネコが一番可愛いと思いました」と、苦労話を。

 さらに市川が、「荻上監督は、『めがね』の時とくらべて『トイレット』では言葉で的確に演出していたとお聞きしていたので、今回『レンタネコ』でもきっと的確な言葉で演出をされるかと思っていたら、あまり『めがね』と変わらず、感覚のキャッチボールで演出していました」と、感想を漏らすことに。

 しかし、荻上監督は、「市川さんは、普通の人じゃないと思っています」と明かして、場内を沸かせ、「その、おもしろいユニークなところが前面に出るといいなと思って。今後、間違いなく素敵な女優さんになられる一歩手前を撮らせていただきました」と、続けた。これに、光石も、「市川さんは相変わらず、変で不思議な方ですが『分からない』と言いながら、ちゃんと仕事をされていきます」と、誉めそやしていた。

 映画『レンタネコ』は12日より、銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほか全国ロードショー!

「かもめ食堂」荻上監督最新作ネコ17匹!田中圭「フワッとしている」に市川実日子感心
場面写真
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