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サンド伊達・富澤、気仙沼大島を「人が歩けないぐらい椿だらけに」とPR

サンド伊達・富澤、気仙沼大島を「人が歩けないぐらい椿だらけに」とPR
PR大使に任命されたサンド伊達・富澤

 宮城県出身の人気お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきお(37)・富澤たけし(38)が8日、都内で行われた『au Smart Sports 気仙沼椿Walk』キックオフ式典に出席し、被災地の状況を改めて訴えた。

 08年より、日本の自然を守る活動としてKDDI、沖縄セルラーが実施してきた環境保全活動『Green Road Project』の一環として行われてきた『Walk プロジェクト』は、これまで、「屋久島Walk」「緑の種」「知床Walk」「沖縄Walk」「熊野古道Walk」「四万十川Walk」「高尾山Walk」と、過去7回実施され、総額3724万4523円の寄付金を各地に届けた。第8回目の今年は、5月8日から7月16日まで、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県・気仙沼大島の椿再生活動を行っていく。

 気仙沼でのロケ中に被災。その後、精力的に復興支援にも取り組んできたサンドウィッチマンの2人がPR大使として登場し、「大島に行こうとして船着場にいた時に地震にあった。夜暗くなると津波が襲ってきても見えない。見えたのは港の火災の炎だけで、避難場所のホテルにいても恐怖で一睡もできなかった」と、震災当時の状況を振り返った。

 気仙沼大島についてMCから尋ねられた伊達は、「大島には海水浴に行ったことがある。宮城の南国、素晴らしい島です」とPRする一方、「気仙沼が椿で有名だっていうのは知らなかった。今回(PR大使に)任命されて心から応援したい。地元のためのプロジェクトを手伝えてありがたい」と、真摯に語った。

サンド伊達・富澤、気仙沼大島を「人が歩けないぐらい椿だらけに」とPR

 また、PR大使としての意気込みを聞かれると、「目標は3億! もう大島を椿だらけ、椿まみれにしましょう」と、2人揃って意気込む。伊達は、「小さい力でも地元の力になりたい。復興のニュースは多いが、それはまだまだ全体の3割だけ。7割はまだまだなんです。がんばって観光地大島を盛り上げます」と決意を。

 富澤も「大島を椿だらけにして人が上陸できないくらいに」と笑わせながら、「何かしたくても、何をしていいかわからない人も多いと思う。ボランティアに行きたくても行けないという声も聞くので、こういった簡単な方法があるということを、一生懸命PRします。みなさんもぜひ遊びに来て欲しい。宮城県を“椿”県にしよう」と、2人そろって力強く宣言し任命式を終えた。

 任命式後の囲み会見では、「(震災から)1年が経ち、仮設住宅にやっと笑顔が見えるようになった。1年経って少し吹っ切れたのかもしれない」と、伊達が被災地の現状を報告。「何度も行くうちに(気仙沼が)、第2の故郷みたいに思えてきた」と語る富澤は、「復興はしているがガレキ問題が無くならないと、前に進まない」と、地元の苦悩を伝えた。

 また、期間中キャンペーンサイトに新たに設置された“クリック募金”も利用可能となるが、「“クリック募金”は簡単に参加できるので、みなさんもぜひ参加を。素晴らしいプロジェクトで、全国に協力してもらって、気仙沼大島を盛り上げます!」と、最後まで復興支援の熱き想いを真摯に語って会場をあとにした。

 『au Smart Sports 気仙沼椿Walk』は5月8日?7月16日まで開催。
 キャンペーンサイトは http://www.au.kddi.com/fb/grp

サンド伊達・富澤、気仙沼大島を「人が歩けないぐらい椿だらけに」とPR
サンドウィッチマン・伊達みきお
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サンドウィッチマン・富澤たけし
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PR大使としての意気込みを語る
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選手ならぬ“大使”宣誓
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笑顔の伊達みきお
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笑顔の富澤たけし
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フォトセッション
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復興への想いを語る
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