女優・忽那汐里(19)が24日、都内で開催された、海外ドラマ『ALCATRAZ/アルカトラズ』記者発表に出席。同作に出演している米国俳優のホルヘ・ガルシア(38)、元プロ野球選手で野球評論家・清原和博氏(44)とともにトークショーを行い、持ち前の英語力で、堂々とアメリカ人俳優と渡り合い、海外新種の可能性も示唆された。
同作は、空前の大ヒットとなりエミー賞も受賞したドラマ『LOST』を製作総指揮したJ.J.エイブラムスが手掛ける、いま全米で最も話題騒然の最新テレビシリーズ。50年前に“アルカトラズ刑務所”から忽然と消えた囚人たちが、突如現代に姿を現すストーリーで、50年の時を経て明きらかになっていく壮大な謎を描いた最新超大作。
『LOST』のハーリー役で人気を博したガルシアがメインキャストを務めるほか、『ジュラシック・パーク』のサム・ニール、『ジャッキー・ブラウン』のロバート・フォスターといった実力派俳優陣が脇を固める。また、今回主役に大抜擢された新進女優のサラ・ジョーンズの創りあげるニューヒロイン像にも大きな期待が寄せられている。
忽那は、オーストラリアで14年間生活していた経歴を持ち、ガルシアとも通訳無しで軽快にトークを展開。「アメリカに行ったらどこがオススメ？」などを英語で質問。ガルシアから「ハワイと、“アルカトラズ”があるサン・フランシスコ、またニューヨークはオススメ」との答えにも、通訳いらずでうなづく。
海外ドラマは「そこまでたくさん観ていません」と述べたが、本作については「新しい展開、新しいテーマを感じさせてくれる」と感想を。気になった登場人物を尋ねられると、“もちろん”っといった笑顔を浮かべながら、「ホルヘ(ガルシア)さんが演じるドクターが、チャーミングで華やかさがあって、気になりました」とコ メント。これにはガルシアもニッコリ微笑み、通訳にしっかり単語を確認しながら「とっても『光栄』です」と満面の笑みで答えた。
また、ドラマでは、50年前に姿を消した囚人たちが、当時の年齢・精神状態のまま50年後に現れるという設定。それを聞いて、「今の19歳の外見、精神状態のまま50年後にいけるなら、ロボットと戯れたいな」と笑顔で未来予想。女優としては「まだ何も考えていない」と述べながらも、ガルシアに海外ドラマの撮影中のコミュニケーションの取り方、役作りのし方などを質問した忽那、ガルシアからは、「すごく流ちょうな英語で、おかげで緊張がほぐれました。ちょっと残っているオーストラリアのアクセントも魅力的。忽那さんが望んでいるのであれば、海外進出もあるでしょう」と、賛辞を贈る。
それに対して、「そんな欲は。まだ一視聴者として観ています」とはにかみながら、「役者を始めて5年くらいですが、これからも頑張って、いつかどこかでお会いできれば」と控えめに海外進出への思いを馳せた。
同ドラマのレギュラー放送（全13話）は、AXNにて5月6日より日本独占初放送。【字幕版】は5月6日（日）スタート、毎週日曜・午後9時55?ほか。【吹替版】は5月10日より、毎週木曜・午後11時?ほか。また、BSスカパー！にて、5月4日の深夜0時より、第1話・第2話を無料（ノースクランブル）放送にて特別先行放送。
