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武田真治、AKB佐藤&仁藤から軽蔑のまなざし「グッときました(笑)」

フック船長演じる武田(左)、ピーターパン演じる高畑(右)

 俳優の武田真治(39)が23日、都内でNTTドコモファンタジースペシャル ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』の制作発表会見に、主人公ピーターパンを演じる女優の高畑充希(20)、AKB48の佐藤すみれ(18)、仁藤萌乃(19)と行った。

 1981年の日本初演以来、ファンタジー・ミュージカルの決定版として愛されてきた『ピーターパン』が32年目を迎えた。1500回公演の記念イヤー、“永遠の少年”ピーターパンを演じるのは昨年に引き続き高畑。18代目となるフック船長には武田が新たに起用され、ウェンディ役にはAKB48の佐藤と仁藤がダブルキャストで挑む。

ミュージカル『ピーターパン』制作発表会見

 “初代”を7年演じた女優の榊原郁恵に迫る6年目のチャレンジとなる高畑は「郁恵さんの次に長いピーターパンになりますが、役に向きあうたびにどんどん自分自身で魅了されていきます。不思議な、魅力的な、台風のような人間。周りをまきこんでパワフルにやっていけたらいいなと思います」とはつらつと語った。そして「初めて自分より年下のウェンディちゃんで、私もピーターパンで大人になっちゃった」と笑った。

 左手に大きなカギをつけて“ジャック・スパロウ風”のスタイルで登場した武田は「この服を着てみたら、似合っちゃって。こんなに似合うんだったら去年ぐらいからやればよかった」とユーモアで会場を沸かせながら「原作のフック船長のダークな部分を掘り下げていけたら」と意気込みを語った。原作にある、ウェンディがフック船長に“軽蔑のまなざし”を向ける場面の話になると「この年になると不思議な性癖が芽生えてきて」と苦笑しながらも、AKB佐藤と仁藤にその場で演じてもらうことに。ふたりの軽蔑の視線を受けた武田は「グッときました。お二方ともいい軽蔑のまなざしを持っていたので本番でもぜひやってもらいたい」と会場を爆笑させていた。

 そんな愉快な先輩に「似合ってます。歴代で一番胸元が開いてる」と高畑。「真治さんはピーターパンだなあと思いました。大先輩なんですけど、永遠の少年の立ち振る舞いとトーク。かわいいなと思います」と笑顔。一方、武田は「充希ちゃんは最高のフライングと歌唱力。ピーターパンをやるために生まれてきたような方。去年で卒業というような話もあったんですけど、最高のものにしたいなら充希ちゃんを呼び戻してくれと頼んだが僕なんです」と知られざるエピソードを明かし「今年で最後になるんじゃないかな。ぜひ彼女の歌声を劇場に足を運んで聞きに来て欲しい」と熱っぽく語っていた。

 ウェンディを演じる斎藤は「AKBでの活動とはまったく別の私をウェンディで演じることができたらいいな。とりあえず、無邪気に子供らしさを出していきたい」。仁藤は「普段から落ち着いているんですけど、明るくて、ちょっとお姉さんぶっている少女をうまく表現できたら。軽蔑の目もしっかり力を入れてやっていきたいです」とそれぞれ意気込みを語った。

 武田は今年3月に行われたAKB48のさいたまスーパーアリーナでのライブにも足を運んだということで「佐藤さんと仁藤さんにあいさつをしたんですけど、素晴らしい規模でエネルギーにあふれた現場。ピーターパンでも発揮して欲しい」と話した。ちなみに“推しメン”を聞かれると「萌乃ちゃんとすみれちゃんは今日から推しメン。それと番組で共演している高橋みなみちゃん」と回答。しかし、「…大人の目線でいうとこじはる(小嶋陽菜)」と続けると、その“DD(誰でも大好き)”ぶりに佐藤からは「へーそうなんだ」とリアルな軽蔑のまなざしが飛んでいた。

 7月20日〜8月1日東京国際フォーラム ホールCにて上演!

高畑充希
武田真治
佐藤すみれ
仁藤萌乃
ミュージカル『ピーターパン』制作発表会見
ミュージカル『ピーターパン』制作発表会見
ミュージカル『ピーターパン』制作発表会見
ミュージカル『ピーターパン』制作発表会見
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