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大滝秀治 体調不良で6月主演舞台降板に「悔しい」

 俳優・大滝秀治(86)が、6月に主演予定だった劇団民藝公演『うしろ姿のしぐれてゆくか』を高齢による体調不良のため降板することが20日、分かった。

 同舞台は俳人・種田山頭火を主人公にした宮本研さんの作品で大滝にとっては念願の舞台だったといい、直前まで出演を切望していたというが「無理をせず治療に専念してほしい」とドクターストップがかかったという。

 21日付の東京中日スポーツ、デイリースポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、日刊スポーツ各紙が報じており、劇団民藝によると、大滝は3月末に声が出にくくなり、体がふらつくなどの症状が見られたため、検査入院。その後、退院して自宅で療養していたが、軽いめまいや、それまで聞こえていた片方の耳も聞こえにくくなるなどの体調不良が続いたため、今月16日に再入院していたとのことだ。

 親族によると、病床でも「台本を手放さないほど気合が入っていた」そうで、降板に「悔しい」と漏らしているという。また、今後は秋以降の復帰を目指すとしており、親族は、「喉に炎症はあるが食欲はあります。(復帰へ)やる気になっています」とのことだ。

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