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大和田獏全米デビュー!役にちなんで“大和田バグ”に改名?

大和田獏全米デビュー!役にちなんで“大和田バグ”に改名?
全米デビューに気合の大和田獏

 俳優・大和田獏(61)が18日、都内スタジオにて映画『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの最新作『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』(監督:荒牧伸志/配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)のアフレコを行い、一部が報道陣に公開された。

 傑作SF小説『宇宙の戦士』の映画化作品として熱狂的なファンを生み出し、クエンティン・タランティーノなどクリエイターの間でも高い支持を集めてきた『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの最新作。シリーズ誕生15周年を記念した作品となり、ハリウッドの熱烈なラブコールを受ける形で、日本が誇るアニメ演出家でメカニックデザイナーの荒牧監督(51)の手でフルCGアニメーションとして製作されることが決定。シリーズの主役といっても過言ではない、人類と壮絶な戦いを繰り広げる昆虫型生命体『バグ』の声を大和田が担当。日本語吹替え版ではなく、あくまでオリジナル版の『バグ』の声を担当し、大和田は“声”で全米デビューを果たすこととなった。

 言葉をしゃべらず、「クシュー」、「キュエー」などのような奇声を発するのみの『バグ』をどう表現するのか?大和田は、スタジオのスクリーンに映し出された『バグ』の動きを確認しつつ、自ら身振り手振りを交えながら、セリフならぬ『バグ』たちの“鳴き声”を熱演。荒牧監督から「もう少し、『喰っちゃうぞ!』という感じを出して!」などとディレクションの声が飛ぶと、大和田の“鳴き声”演技にも次第に熱がこもった。

 収録後、荒牧監督と共に出席した囲み取材で大和田は、「『バグ』の気持ちをどう理解してやるか…。難しかったですが、楽しかった」と笑顔で振り返り、「誰も認めてくれないけど、僕はモノマネが好きなので、自分の中から引き出そうと思った」と、役作りについて明かした。過去のシリーズを参考に家で練習したそうで、「女房に妙な顔で見られて、「何やってるの?ウチで練習しないで」って言われたので、密かに1人で練習しました」と、照れくさそうに明かした。

大和田獏全米デビュー!役にちなんで“大和田バグ”に改名?

 さらに、大和田は、「過去に海外作品の吹き替えやアニメの声優を務めたことはあったが、20年くらい前でかなり久々です。しかもそれは全部人間の役だったので」と続け、初体験の『バグ』役への不安を口にしたが、荒牧監督は「『バグ』はもう一つの主役で僕も大好き。今日は(大和田さんが)来てくれるか心配だった」と笑顔で述べ、「やっていただいたらあまりにも面白くて、素晴らしかったので、欲張ってたくさんのバリエーションを録りました!」と大和田の“演技”を絶賛し笑顔を見せた。

 また、当初、大和田は群れで襲いかかる『ウォリアー・バグ』の声を担当する予定だったが、今回の“演技”の素晴らしさから「もう1つ、隠し玉の新しい大きなヤツの声もやってもらうことにしました」とつけ加えた。

 7月にサンディエゴで開催されるコミコンでの本作のお披露目を手始めに、まさかの『バグ』役で全米進出を果たすことになった大和田は「俳優にとっては夢の夢。こんな形で実現するとは。みんなに『獏』と『バグ』のダジャレじゃないか、と突っ込まれそうですが。これで“大和田バグ”に改名することになるかも」と笑い、「どう受け止められるか期待とともにあります」と作品に対する思いを述べた。また、荒牧監督は完成に向けて、「原作ファン、映画ファン、日本のアニメファンも含め、みんなが満足できるような、完璧な宇宙戦争のエンターテイメントを目指したい」と改めて意気込みを語った。

 『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』は、7月21日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!

大和田獏全米デビュー!役にちなんで“大和田バグ”に改名?
全米デビューの大和田獏
大和田獏全米デビュー!役にちなんで“大和田バグ”に改名?
全米デビューの大和田獏
大和田獏全米デビュー!役にちなんで“大和田バグ”に改名?
アフレコ中の大和田獏
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