人気アイドルグループ『SKE48』を3月末で卒業した“はーちゃん”こと小野晴香(24、チームS)、“えりスマ”こと山田恵里伽(16、チームE)、“はるるん”こと間野春香(16、チームE)の3名が15日、愛知・日本ガイシホールにて開催されたコンサート『SKE48春コン2012 SKE専用劇場は秋までにできるのか？』の2日目公演開演前に『SKE48』メンバーとしての最後の会見に臨んだ。
はーちゃんは、「3月31日をもって『SKE48』を卒業して、今日で『SKE48』としてのステージは本当に最後となるんですが、このような大きいステージで最後を迎えると思うと、すごいありがたいことだ思っています」と、あらためて“卒業”の二文字を噛みしめるかのように語る。
続けて、「今までの感謝の気持ちを全部ひっくるめて、今までで最高のステージにしたいと思っています。そしてある意味最初の“小野晴香”としての、初のステージになるので、精一杯、思い切り楽しみたいと思う。皆さん今までありがとうございました」と感謝と決意をあらためて述べた。
『SKE48』後の活動について、「これからも歌の勉強をして、将来ビッグな歌手になりたいと思っているので、大きい目標をかなえるためにがんばっていきたいと思っています。これからも暖かい応援よろしく願いします。ありがとうございました」と、“フレッシュ総長”は最後まで涙は見せずに笑顔でコメント。
報道陣からの、今まで一番の想い出は？の問いには、海外公演で受けた印象を語り「こういったパフォーマンスをしていると、『歌』って世界共通なんだとあらためて実感できたステージだったので、素晴らしいなと。もっと大きくなって、自分を磨いて成長したい。カッコいい歌が好きだけれど、どんなジャンルも歌いこなせるようになりたい。ちっちゃい頃から安室奈美恵さんに憧れて歌手を目指し始めたので、真似しつつも物まねじゃなく、自分らしさ出したい。何かに苦しんでいるような人たちに、そういう方たちの力になれるような歌を届けられるような、ビッグな、大きい存在になりたい」と、これから切り開いていく未来を見つめ、しっかりと想いを語った。
持病の椎間板ヘルニアの悪化で卒業することとなった、えりスマは「3月末で卒業させていただいたんですけど、『SKE48」はやっぱり学校みたいな感じで、年上のメンバーもいたり、年下のメンバーもいたりして、すごい年齢の幅が広い学校みたいだった。すごい、いろんなことを学んだ」と笑顔で振り返り、「今までで一番心に残っているのは、私は将来モデルになりたいので、東京ガールズコレクションに出られたことが一番の思い出です。(SKE48を)やめてからは、腰の治療をして、将来はファッションモデルなって帰ってきたいと思う」と、最後まで笑顔で抱負をコメント。
学業優先を理由に卒業となった、はるるんは、「3月いっぱいで、私は学業優先ということで卒業させていただきました。今まで『SKE48』でたくさんのことを学ばせていただいて、たくさんの出会いがあった。ファンの方々、メンバー、スタッフさん、そんな暖かい人々に出会えたから今の自分がいると実感しています。今日は、こんな大きなステージでたくさんの方々から背中を押してもらえるので、これから、素敵な女子大生になるために大きなパワーをもらって、明日からまたがんばっていこうと思います」と、あらたな道へ進む決意を述べた。
