女優・高畑充希（23）と城田優（29）が31日、東京・TOHOシネマズ六本木で映画『シンデレラ』（監督：ケネス・ブラナー／配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）大ヒット記念チャリティーイベントを開いた。
今年4月25日に公開されはや1ヶ月。公開5週目でも、その勢いは留まるところを知らず、初週から5週連続興行収入ランキング1位をキープし370万人の動員で興収50億円も間近という人気ぶり。本作は不朽の名作『シンデレラ』を勇気と優しさで自らの不遇の人生から最高の幸せを切り開こうとするシンデレラ像にして描いた。愛を信じ夢を叶えようと思い切って一歩を踏み出す真摯なシンデレラの想いや、王国を守る父子の絆と伝統や愛に悩む魅力的な王子との運命的な出会いなど、胸キュンストーリーが展開され、デートムービーにもテッパンな作品だ。イベントは東日本大震災で親を亡くした高校生・大学生を支援する毎日希望奨学金の支援の輪を広げるために開催された。
2人はそれぞれシンデレラ役と王子役を日本語吹き替え版で務めているが白いドレス姿の高畑とスーツでキメて登場した城田。まずは5週連続で興行収入ランキング1位となっていることに、高畑は「すご過ぎて人ごとのような気持ちです。声を担当するということで作品を観たときから、ものすごくいい映画だと感じていましたし、ヒットしてほしい映画だと思ったので、感無量です」と、喜びを口にすると、城田も「自分でランキングを検索していて1位だ！って。かかわった作品がこれだけ多くの人に観られているというのは嬉しい」と、笑みを見せた。
作品の見どころへ、高畑は、「変身するシーンとか、今の技術はすごい。おとぎ話が目で観れるものになってて衝撃だと思います」というと、城田は「字幕だと言葉を追わないといけないけど、日本語版だと端から端まで100％画面を観れる。映像美と役者さんたちのほっこりする演技を楽しんでもらえれば」と、アピールした。
イベントでは2人が歌う日本版エンドソング『夢はひそかに（Duet version）』を観客と一緒に歌うことに。それでも、朝のイベントのためどこか元気のない観客に高畑は「あおっちゃってくださいよ！」と、城田をたきつけ「紅白に呼ばれたら別ですけど、（高畑と）一緒に歌うのは最後ですよ！」と呼びかけた。そして2人は朝から目の覚めるようなハーモニーを場内に響かせていた。
終了後の囲み会見では、歌について高畑は「ハモるところで目を合わせて恥ずかしさを消すことです」と、デュエットするコツを披露。一方の城田は「おそらく年末NHKさんにお呼ばれした場合は衣装を着て出ようと思います。（高畑を）お姫様抱っこする？すると思いますよ100キロまで持ち上げられますから。いまから年末スケジュール空けておこうかな。2％くらいは可能性出てきた」と、紅白歌合戦出場への野望も語っていた。
さらに、2人で「このバージョンの『シンデレラ』のミュージカルがあったらいいよね。2人でやりたいね」という話で盛り上がっているそうで、城田は「それくらいエネルギーを持っている映画です」と、アピール。そこに報道陣が「お2人が声優をされている力も大きいと思いますが」と声をかけると、「あるかな？」と乗っかる高畑に城田は「乗っかるんじゃないよ（笑）」と、牽制して笑いを誘った。
また、城田へは一部週刊誌で報じられたモデル・西内まりや（21）との熱愛の話題を念頭にしたような質問が報道陣から飛ぶことに。「高畑さん以外と『シンデレラ』をデュエットすることは？」と問うと、「ないです。今後もないと思います」と、かわすと、「いまシンデレラはいますか？」との質問には隣の高畑のことをシンデレラと答え、「誰かの王子様になる予定は？」と尋ねると、「彼女（高畑）の王子様ですよ」と、軽くかわしきっていた。
映画『シンデレラ』は絶賛公開中！
