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及川光博 ガンダム好きすぎて暴走!「散ってしまうキャラクターが好き」

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30年以上ガンダムファンの及川

 歌手で俳優の及川光博(42)が11日、都内で行われた『GWはGUNDAM WEEK』発表記者会見に出席した。

 スカパー!JSAT株式会社と、株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパンは、『スカパー!×アニマックス「機動戦士ガンダム」宇宙世紀徹底攻略』と題し、『機動戦士ガンダム』(TVシリーズ)全43話と、劇場版を含む長編15作品を4月14日から5月6日まで、BSスカパー!とBSアニマックスにて放送。

 期間中、ガンダム好きで知られる及川をMCに起用したナビ番組が放送され、ガンダムファンはもちろん、初心者の方にまでガンダムの世界観をわかりやすく解説する。

 上下白の衣装で颯爽と登場した及川は、「お待たせしました。ガンダム好きの及川光博です」と、番組収録のため定刻より遅く会見が始まったことを詫び、報道陣に挨拶。まず「及川さんにとってガンダムはどんな存在?」と聞かれ、「大げさに言ってしまえば、人生の教科書ですね」と返答。1979年のアニメ『機動戦士ガンダム』第1回放送から見ているとのことで、「当時小学校4年生で、テレビの前で興奮して見てました。それから33年ずっと好きな作品を今後嫌いになることはない。もう血・肉の一部ですね」と熱く語る。

 思い入れのあるシーンについて、「あげたらきりがないけど、何度見ても胸が熱くなる、涙がにじむのは、劇場版第1作のガルマ・ザビがホワイトベースに特攻をかける壮絶な最期。そのとき恋人のイセリナ・エッシェンバッハが無音の中で遠ざかっていく…マニアックですいません」とファンにしかわからない細部まで解説。
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 改めてガンダムの魅力について、「まず宇宙移民というまったく新しい時代設定。(地球連邦軍の)相手がジオン公国軍で、彼らも正義で、正義対正義の戦いなんですね。初めて戦争の凄まじさを感じましたね」と説明し、自身が好きなキャラクターは「アムロとシャアは別格として、男性ならガルマ・ザビ、女性ならとララァ・スンですかね」とのこと。及川は志半ばで散ってしまう悲運のキャラクターが好きなようで、「ミハルも好きです。ジオンの女スパイで、ホワイトベースに進入したときの連邦軍の制服姿が好き。死にゆく姿、空中に浮遊するポーズの大切さ。ミハルは結わいていた髪がほどけて…」と暴走してしまい、「なんの話なんだ!」と我に返り、報道陣を笑わせる。

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興奮気味にガンダムを語る

 最後に「大人のガンダムの楽しみ方は?」と聞かれ、「男の生き方、生き様がセリフの端々に表れている。社会人である僕たちは、組織の中でどう自分を活かすか、そんなヒントがところどころに散りばめられている。セリフが一番の楽しみ方じゃないでしょうか」とレクチャー。自身が好きなセリフについては、ガルマ・ザビの散り際のセリフを挙げ、「私とてザビ家の男だ。無駄死にはしない。ジオン公国に栄光あれ!」とバッチリ決めたかと思いきや、「すいません、『シャア、謀ったな、シャア!』が抜けてました」と、終始マニアックな部分を披露し、爆笑を誘っていた。

 及川は、バンド名義『及川光博&THE FANTASTIX』として、ニューアルバム『銀河伝説』をリリースし、全国ツアーも開催するなど精力的に活動中。

 4月19日には、東京・お台場でガンダムワールドを体感できる施設『ガンダムフロント東京』がオープン。さらに『機動戦士ガンダムUC』最新作イベント上映も予定されており、今春はガンダムイベントが目白押しだ。

 

 

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白の衣装で鮮やかに登場
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「ガルマ・ザビっぽく」
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機動戦士ガンダムUC
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機動戦士ガンダム?めぐりあい宇宙編
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