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斎藤工『QP』共演の豪太、やべとは「毛質が似ている」!映画化の可能性も

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左からやべ、斎藤、渡部

 俳優・斎藤工(さいとうたくみ、30)が5日、都内・タワーレコード渋谷店B1『STAGE ONE』で行われた『QP』DVD&Blue-ray BOX発売記念イベントに、俳優・渡部豪太(26)、やべきょうすけ(38)とともに出席した。

 『クローズ』『WORST』で知られる漫画家・高橋ヒロシ(46)の累計発行部数800万部を超える同名漫画を、日本アカデミー賞受賞スタッフによって実写化。『クローズ ZERO』『十三人の刺客』など数々のヒット映画を撮った三池崇史監督(51)がメガホンを取り、昨年10月?12月、ドラマが放送され、話題に。金子ノブアキ(30)、林遣都(21)、田口トモロヲ(54)、椎名桔平(47)、渡辺大(27)など豪華キャストも出演した。

 
 我妻涼(斎藤)率いる天狼会と対立を深める横溝組、そしてその様子をさぐる古岩組の模様を描いたハードボイルド作品。イベント前に報道陣向けに囲み会見が行われ、斎藤、渡部、やべの3人が登壇する。
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 『QP』の原作は、涼の幼なじみで、圧倒的なケンカの強さを誇る石田小鳥が主人公だが、ドラマには登場せず。そのことについて、古岩組の蜂谷兼光を演じ、矢部享祐の名で監督、プロデューサーとしても参加しているやべに質問をぶつけると、「高橋ヒロシさんから、『漫画をそのままドラマ化するのは、原作を知っている人からすると、答え合わせにしかすぎない』と言われた」と、実写化のポイントを説明。

 さらにやべは、「『QP』の世界観を違う角度から見たいという自分の意思もあったし、声を失った我妻涼が、どうやって人とコミュニケーションをとるのか。言葉ではなく、心のコミュニケーションの難しさを作品に描ければというところから、涼を主役にしました」と、涼を主人公に描いた『QP外伝』の世界観を描いたことを明かした。
我妻涼(斎藤)率いる天狼会

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涼フィギュアを近づける渡部

 プレミアムエディション(初回限定生産)を購入すると、特典封入として我妻涼フィギュア・黒コート版がついてくるが、斎藤はその涼フィギュアを手にフォトセッション。主人公の涼を演じた斎藤は、「僕に似せたというよりは、我妻涼に似せたもの。そうあるべきだなと思います。普段の自分とは遠いところにいるキャラクターで、僕もその道をたまたま選ばなかっただけ」と、涼について語る。

 渡部は、天狼会に所属する関西弁の殺し屋・ジェリー役。隣の斎藤に涼フィギュアを近づけて、報道陣の笑いを誘っていたが、「足の立ち幅がそっくり」と絶賛。やべも、「涼が存在するんだなと、感動しました。高橋さんが『涼という人物が生きているのを見れてよかった』とおっしゃっていた」とベタ褒め。すると、斎藤は「その言葉で僕は…死ねます」とコメントし、場内を沸かせた。

 また、久しぶりにキャストと再会した感想を聞かれた斎藤は、「毛質がみんな似ている。チリチリしているという共通点があるので」とこぼし、報道陣も爆笑!

 だが、今回の作品で刺激になったことについて聞かれると、真摯なモードに戻り、「役柄の上では音が封じられていたり、表現することに制限があったけど、(出演者の)でんでんさんが、『ここ最近参加した中で圧倒的に面白かった』とおっしゃってくれた。かつての『仁義なき戦い』みたいに若者が躍動していて、ギラギラしていたと。僕も30分の深夜の時間を圧倒的に制していたと思う」と、『QP』の魅力を存分に語った。

 渡部も「初めてピストルを使う役をやって新鮮だった。ピストルが重いものだということも知ったし、三池組に参加できたことが素晴らしい経験だった」と、同作品で収穫があったよう。

 囲み会見終了後、やべが「記事にできないことがいっぱい出ると思う。爆弾発言どんどんしていこうかな」とリップサービスしたトークイベントへ。DVD&Blue-ray BOXを購入した限定100人のファンを招待。3人に加え、三池監督が登場すると、場内が拍手と大歓声で包まれた。
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 三池監督は、「我妻涼を生み出すのは大変なプレッシャーだった。でも、夜中だし、やっちゃうかという感じで」と、監督を務めたエピソードを。

 斎藤は、涼という役柄に「社会性を失った日々で、貴重な体験をさせていただいた」と語りつつ、「金髪で短髪にして、インド人のエクステをつけてたんですけど、心なしか最近よくカレーを食べるようになりました」と観客を笑わせた。

 渡部は、最終話でジェリーと涼が日本刀で闘うクライマックスについて、「苦楽を共にした仲間との闘いなので、あの日は目を合わせてしゃべれなかった。この人と斬り合うんだと意固地になっていた」と、シリアスに振り返った。

 このシーンについては、斎藤も思い入れがあったようで、「心の流れに無理がないように(1話から順に)スケジュールにしていただいて、映画的だった。お互い背負っているものがでかくて、切なさがともなっているアクションだった。僕はサングラスしていたけど、ムダ話できなかった」と真剣な眼差しで語った。

 ファンによる質問コーナーもあり、「プレミアムエディションの再編集版は公開されるんですか?」という質問から、この日一番の爆弾発言が生まれる。やべが「中ぐらいの爆弾なら落としてもいいかな。関係・各位の方で下を向いている人もございますけど…」と周りのスタッフを見渡しつつ、「出演者、スタッフも映画化したいと思っています。もっとDVDやグッズが売れて、みなさんがホームページに書き込んでくれれば、夢が現実になると思う」と、『QP』の映画化に向けて前向きなコメントをすると、観客が拍手喝采!

 さらに4月21日、深夜2時35分より日本テレビ系で『QP』の75分バージョン(関東ローカル)が放送されることが正式発表されると、歓喜のどよめきが起こった。

 その他、三池監督が、斎藤が前貼りなしで全裸でシャワーシーンに挑んだことを暴露するなど、やべの予告どおり爆弾発言が連発され、イベントは大盛況。キャストのサインが入った豪華プレゼントが当たる抽選会も行われ、ドラマ『QP』の挿入歌を担当したヒップホップグループ『Song Riders』も壇上に飛び入り。当たったファンはその場で嬉しい悲鳴を上げ、キャストから直接グッズを手渡され、飛び上がって喜んでいた。

 『QP』のDVD-BOXプレミアム・エディション(初回限定生産)は2万790円(税込)、スタンダート・エディションは1万5960円(税込)、Blue-ray BOXプレミアム・エディションは2万4150円(税込)、スタンダード・エディションは1万9320円(税込)で発売中!

 

 

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斎藤工
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斎藤工
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渡部豪太
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渡部豪太
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やべきょうすけ
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三池崇史監督
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「刺青は5時間かけて描かれた」
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「ジェリーを演じて、壁を乗り越えた」
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やべ(左)と斎藤は絶妙な掛け合い
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『QP』DVD&Blue-ray BOX発売イベント
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「現場では、みんなにお尻を見られた」
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『QP』映画化構想も
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『QP』DVD&Blue-ray BOX発売イベント
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『QP』DVD&Blue-ray BOX発売イベント
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涼が描かれたバスタオルをプレゼント!
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『Song Riders』の武雄 a.k.a. TKsmooth
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左からKG-K9shot、DJ HIDE、MY A FLOW
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『QP』DVD&Blue-ray BOX発売イベント
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