『消臭力』（エステー株式会社）のCFでおなじみのポルトガル人歌手のミゲル・ゲレイロ(13)が4日、神奈川・ラゾーナ川崎にて開催された「スペシャルアルバム『チカラにかえて』発売記念 『ミゲルと歌おう！春休みスペシャル・イベント』に登場。この日発売となった新曲『チカラにかえて』を含む3曲を力強く熱唱し、ライブ終了後には駆けつけたファンとのハイタッチ会を行った。
山にへばりつくようにして建つ街並みの手 前、バルコニーに建つ一人の少年が、「ラーラーラーラー、ショーシューリキー！」と、高音の澄んだ歌声で話題となったミゲル。ポルトガル生まれで、地元のTV番組のコンテストに出場して勝ち抜きみごと優勝。すでにCDを2枚リリースしている“プロ”の歌手だ。日本では昨年11月30日発売の『しあわせソングス★はじめまして、ミゲルです』（ユニバーサル・ミュージック）で本格歌手デビューを飾り、レコーディングとプロモーションなどで、すでに3度の来日を果たしている。
イベント会場には、平日にもかかわらず、5000人のファンが集まった。MCに紹介され笑顔でミゲルが登場すると「キャー、カワイイ！！」といった女性の声も上がり、一気にテンションが上がる。今回が4度目の来日となったミゲル、日本の好きな食べ物は「しゃぶしゃぶとメロンパン」と通訳をとおしてトーク。しゃぶしゃぶの肉は、タレではなく塩を振って食べるのが好みと食通ぶりも披露。また、『消臭力』の新CFで共演したT.M.Revolution 西川貴教(41)のコンサートにゲスト出演したことなど、日本での楽しい思い出を語ったのち、いよいよライブへ。
きれいな日本語の発音で、1曲目にデビューアルバム収録曲『翼をください』を披露すると、観客からは自然と手拍子が起こり、一体感を増していく。この曲は、映画『51 世界で一番小さく生まれたパンダ』の主題歌にもなっている。
2曲目にはお待ちかね、『消臭力のうた』。今回は、音楽配信でトータル15万DL以上を記録する爆発的ヒットとなっている“ヘヴィ・メタル・ヴァージョン”を熱唱。CMのアカペラとはまったく違ったイメージの完全なロックサウンドへと変身した曲、「ショー、シュー、リキー！！」のシャウトに観客もノリノリで手拍子を送る。子供からお年寄りまで、ステージを見守る観客の皆が笑顔で「ショー、シュー、リキー！」の部分を合唱すると、ミゲルも「スバラシィー！」と観客に応えた。
3曲目には、この日発売の『チカラにかえて』。「♪ひとりぼっちじゃない、きみがいるから?」と歌われる爽やかなチカラみなぎるメッセージが込められた新曲は、西川、島谷ひとみ(31)、そしてミゲル出演で4月16日からオンエア開始の『消臭力』新CM曲としてまもなく耳にすることができる。
最後に、「みなさんにCDを聴いてほしい。CMも観てほしい」とメッセージ。拍手と歓声につつまれステージを降りた。
また、ライブ後にはファンとの『ハイタッチ会』も開催。子供から大人の女性まで、その歌声でガッチリとハートを掴んでいるようだった。
同新曲は、4月4日より1680円(税込)で発売予定。
