女優・戸田恵梨香（23）が3日、都内で行われた『春に翔天！ＳＰＥＣ 祭り?全国大会?』に、俳優・加瀬亮（37）とともに登場し、スペシャルゲストとして、堤幸彦監督（56）がロックバンド『ＴＨＥ ＲｉＣＥＣＯＯＫＥＲＳ』を従え、シャウトした。
連続ドラマ『ＳＰＥＣ?警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿?』（TBS系）から1年後を描いたスペシャルドラマ『ＳＰＥＣ?翔?』が1日(ＴＢＳ系、午後9時30分?)に放送された。
連ドラ最終回の謎が明かされるとともに、7日から公開される映画『劇場版 ＳＰＥＣ?天?』への架け橋にもなる、ファン必見の内容だった。
さらに、放送直後の4日には、放送ではカットされた秘蔵シーンも収めたディレクターズカット版として、Ｂｌｕ?ｒａｙ＆ＤＶＤ『ＳＰＥＣ?翔?』（ＴＣエンタテインメント）が早くもリリースされる前夜祭及び、劇場版のヒット祈願として、行われた。
当日は、暴風雨にもかかわらず、スーツ姿や緑のジャージ姿に身を包み三角布をつけた、ドラマで戸田が演じる“当麻”のコスプレに身を包んだ1000人の“ＳＰＥＣマニア”を自負する熱狂的ファンが全国から大集結。
「かわいいー」「うつくしー」と、黄色い声援と野太い声の大歓声に迎えられ、登壇した戸田は、「いやー、こんなに物好きが集まってくれるとは…。今日は最後まで盛り上がっていきましょう」と、笑顔。一方の加瀬は、「怖い」と、ややタジロぎながら応える。
1000人のコスプレーヤーを目の前にして、「いやー、バカどもが集まってくれて、ドＭたちが集まったね」と、戸田は笑わせつつ、「こんなに当麻を愛してくれて嬉しいですね。幸せです。ありがとうございます」と、感謝。
会場で、普通のカッコウしているのは、もはや主役の2人だけという状況に加瀬は、「長い間、瀬文をやったせいか、イライラしてきますね」と、早くも“ＳＰＥＣワールド”全開で、盛り上げる。
映画公開について戸田は、「スペシャルドラマの『翔』を皆さん見てくれているんじゃないかと思うんですけど、『天』は全く違う、新たな魅力が加わっていて、違った魅力を体感していただけるんじゃないか。映画公開してからも、みんなでテンション挙げて、一丸となって頑張っていけたら。ＳＰＥＣという作品は、皆さんがいてこそ完成する、成長していける作品なんだなということを、あらためて今、実感しました」と、真摯に語った。
加瀬は、「今日のお客さんの姿を見たら、これ以上宣伝しなくても大丈夫でしょうと、安心してます」と、相好を崩した。
また、「大学受験で滑り止めに落ちて、浪人決定と思い、私も（使われていないの）90%の中にＳＰＥＣがあるかもと、当麻の呪文を唱え、レモンかじって受験に挑んだら、大学合格しました」（18歳の女性）や「『ＳＰＥＣの話し以外で盛り上がれる人がいい』と、彼女にフラれました。でも、いいんです、僕にはＳＰＥＣがあります」（26歳の男性）というマニアなファンからのアンケート結果が紹介され、戸田と加瀬の2人も含め会場は大爆笑。
この後、ドラマ『ＳＰＥＣ』の主題歌を歌ったロックバンド『ＴＨＥ ＲｉＣＥＣＯＯＫＥＲＳ』がミニライブを行い、戸田、加瀬、堤監督の3人でのトークショーなどで盛り上がった。
捜査一課が手に負えない特殊な事件を捜査するために公安部が設立した未詳事件特別対策係、通称“未詳（ミショウ）”に配属されたＩＱ201の天才であり、変人の当麻紗綾（戸田恵梨香）と、警視庁特殊部隊 (ＳＩＴ) 出身で叩き上げの瀬文焚流（加瀬亮）の2人の捜査官が、常人にはない特殊能力（ＳＰＥＣ）を持った犯人と対決する姿を描く
同Ｂｌｕ?ｒａｙは、5775円（税込）、ＤＶＤは4725円（税込）
同映画は、7日より全国東宝系にてロードショー
