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中村勘三郎 医師から引退勧告受けていた!「俺には歌舞伎しかないもの」

 歌舞伎俳優・中村勘三郎(56)が昨年の闘病中、医師から引退勧告を受けていたことが26日、わかった。

 勘三郎は東京・浅草の平成中村座4月、5月公演の取材で、「『指導者に回った方がいい』と言うので、医者を代えた。今、出られるのはありがたい。俺には歌舞伎しかないもの」とコメント。27日付の日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、スポーツ報知、サンケイスポーツ、東京中日スポーツ各紙が報じており、勘三郎は「特発性両側性感音難聴」で、昨年1月に入院。同7月に舞台復帰し、現在は「いい時の7割5分。でもエネルギーは変わらない」という。

 まだ耳鳴りはするとのことだが、「支障はない。働きすぎで極限までいったから、前のような出ずっばりはやめる」としている。

 4月は『法界坊』、5月は初役で『め組の喧嘩(けんか)』の辰五郎、『髪結新三』に主演。

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