“青文字系”のカリスマ・ファッションモデルでアーティスト・きゃりーぱみゅぱみゅ(19)が24日、都内・東京ビッグサイトにて開催されたファッション・イベント『HARAJUKU KAWAii!!!! 2012 spring』にライブ・ゲストとして登場した。
同イベントは、“原宿カワイイ・カルチャーを世界に発信する”をテーマに、ファッションショーと音楽ライブを融合、人気モデルやアーティスト、アイドルが出演するガールズイベントとして、2011年7月の第1回開催より大きな話題となり、第3回となる今回はこれまででは最大規模となる集客規模で開催。今や世界中から注目されている“原宿カルチャー”の祭典、原宿系唯一のメジャーガールズイベントとして開催された。
ライブのオープニング『きゃりーのマーチ』のイントロが流れ、バックを務めるキッズダンサーたちが踊りながらステージに現れると、会場からいっせいに歓声が。赤毛の三つ編みヘアーに大きなリボン、ラベンダーのパステルカラーを基調としたトップスにカラフルなフリフリのスカートと、きゃりーの代名詞ともいえる“Kawaii”なステージ衣装を身にまとい登場。
まずはオープニングから続けてミニアルバム『もしもし原宿』からの軽快なアッパーチューン、『チェリーボンボン』を披露。歌ったあとの短いトークでは、「人がすごーい、いっぱい！最初のHARAJUKU KAWAiiにはモデルとして出てましたよ！ん、今日は『ももクロ』カラーいっぱいですね！」と、会場を笑わせ、客席を埋めるファンに笑顔で手を振り次曲を紹介。
「次は『PONPONPON』！」のコールに会場はさらにヒートアップ！PVとライブステージを小気味良く切り替える映像が場内の巨大スクリーンに映し出される中、ランウェイでのきゃりーのノリノリのパフォーマンスには、この日のライブ・ゲストのトリで登場の『ももクロZ』を目当てに来場していたファンたちも思わず手にしたサイリウムを振り盛り上がる。続けて「甘党の可愛らしいオンナの子の歌」と紹介の新曲『CANDY CANDY』を披露。きゃりーの振りと一体となって、会場には左右に振られる人の手のウェーブが起こる。
引き続き、CFでおなじみ、さらにテンポアップした『きゃりーANAN』、今までの楽曲で一番振り付けが激しいときゃりー自らが語る新曲のカップリング曲、『でもでもまだまだ』をステージからランウェイを縦横無尽に駆け抜け熱唱すると、会場はさらに一体に。
2曲を歌い終わったステージ上では「これヤバいよねー、振り付けがハード過ぎ」と息を切らせ、満面の笑顔を。そのままMCでは、大ヒットチューン『つけまつける』のサビの振り付けを会場に向けて説明、「みんなも一緒にやって！」のコールとともに『つけまつける』のイントロが流れ、きゃりーはまたランウェイ先端まで歩きながら歌う。サビに差し掛かると会場もきゃりーの振り付けと一体になってダンス！。リズムに合わせて飛び上がってステージに手を振るファンの姿も見られ、客席最前列近くに陣取っている『ももクロZ』ファンのハートも一気にわしづかみ！会場は、きゃりーのワンマンライブさながらの熱狂に。
ほとんどMCらしいMCの時間も取らず7曲を一気にパフォーマンスしたきゃりー、ラストの曲を、日本ケンタッキー・フライド・チキンの大人気の新食感スイーツ『Krushers(クラッシャーズ)』の新フレーバー発売キャンペーンとのタイアップ曲で、この日がライブステージ初披露になると紹介した。食感を歌詞に入れたという『おねだり44℃』、これまでのエレクトロなダンスチューンというイメージなだけではなく、ところどころに70年代のハードロックのフレーズをほうふつさせるテイストのアレンジが斬新で、これからのきゃりーのステージではキラーチューンになっていきそうな期待の楽曲だ。一体となった会場の大声援を受け、8曲を一気に歌い、踊ったきゃりー、ライブを終えたステージに再登場。「新しいのを2曲やって、どちらも歌詞も間違えずに、振りも失敗せず良かった！」とまずは一息。引き続き、CFソングとしてのタイアップだけではなくイメージキャラクターにも決定しているきゃりーの“イメージキャラクター就任式”がとり行われ、にぎやかな記念撮影でステージを終えた。
セットリスト
1. きゃりーのマーチ
2. チェリーボンボン
3. PONPONPON
4. CANDY CANDY
5. きゃりーANAN
6. でもでもまだまだ
7. つけまつける
8. おねだり44℃
(オフィシャル写真提供：アソビシステム株式会社)
