10月8日から放送がスタートする『ガンダムビルドファイターズ』シリーズ第2作目『ガンダムビルドファイターズトライ』(略称:GBF-T)第1話先行上映会が3日、東京・新宿ピカデリーで開かれカミキ・セカイ役の冨樫かずみ、コウサカ・ユウマ役の内田雄馬、ホシノ・フミナ役の牧野由依、カミキ・ミライ役の遠藤綾が登壇した。
本作は『ガンダム』シリーズ各作品に登場しているモビルスーツやモビルアーマーなどのロボット兵器のプラモデル「ガンプラ」による対戦競技を描いた作品。『ガンダムビルドファイターズ』の7年後の世界が舞台で、前作では1対1の戦いだったが本作では3対3のチーム戦となっている。物語は廃部寸前にまで追い込まれた聖鳳学園のガンプラバトル部ただ1人の部員で部長のホシノ・フミナの前に拳法少年のカミキ・セカイが現れたことから始まる。そこに若きガンプラビルダーのコウサカ・ユウマが加わり3人で全日本ガンプラバトル選手権へと挑戦していくこととなる。
第1話の上映後にキャストが登壇し、トークが展開。冨樫は、「ビルドバーニングガンダムの出る瞬間に興奮です!アフレコのときには映像が出てなくて、音楽と映像が合わさった感動がすごかったです!」と、テンションもあがったそう。
その冨樫は、本作への出演が決まった時に、「大変なことになったなと思いました。人がたくさんいるところで、(キャスト決定の)お電話を頂いたので、叫びたくなるくらいでした!」と、興奮したそう。その一方で遠藤は、「オリジナルの作品なのでオーディションで決まったとはいえ、収録してオンエアになるまで分からなくて、自分の声を確認するまで緊張してました」と、気を引き締める様子も。
アフレコ現場については、「楽しい感じです」という内田がムードメーカーだそうで、牧野によると「テストが終わってから雑談するんですが、内田さんがモノマネをしてくれて盛り上がってます」と、いい雰囲気をかいま見せた。
トークでは、それぞれが演じる役が扱う1/144スケールの実物のガンプラが公開され、内田は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するリ・ガズィをベースに製作されたユウマのライトニングガンダムが長距離射撃を得意としていることから、「イメージとしては、『狙い撃つ!』という気分です」と、ガンダムシリーズの名台詞を引き合いに場内を沸かせることに。牧野はオリジナルSDガンダムのガンプラとなるウイニングガンダムに、「見た感じもすごく可愛いし、女性がまた好きな感じなんじゃないかなと思っています」と、感想を述べたり、遠藤もベアッガイFがプチッガイを背中に背負っているのを見て、「二宮金次郎みたいな感じ」と、楽しんでいた。
続けて、『ガンプラのオリジナルカラーリングにキャストが挑戦』と題し、キャストそれぞれがビルドバーニングガンダムの絵をカラーリング。大スクリーンでその完成図が公開され、なかでも冨樫の塗った絵には場内から「おー!」とうならせるほどの仕上がりだったが、なんと、その4人それぞれのカラーリングで製作されたビルドバーニングガンダムのガンプラがお披露目され、これには4人ともテンションがアップし、ガンプラ談義に花が咲いた。
ほかにも、綿田慎也監督がVTR出演。第1話のことについて「中盤まで●●とか、ジムとか、イナクトとか、そこら辺のモビルスーツが活躍していて、不安になったんじゃないかなと思っていらっしゃったと思いますが、最後はバンダイさんの意向に添ってビルドバーニングガンダムを出させていただいたという感じです(笑)」と裏話を明かしつつ、「2話以降はどう3人が転がっていくのか温かい目で観てもらえれば。みなさんに楽しんでもらえるように制作していきます!」と、抱負を口にしていた。
また、イベントでは、モビルスーツ総選挙なるものが10月8日の第1話終了後より投票受付を開始するとアナウンス。およそ2000体のモビルスーツから自分の好きなモビルスーツに投票し、上位10体から1体がアニメ本編に登場するとアナウンスされた。
TVアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』はテレビ東京系6局ネットにて8日午後6時より、BS11では12日午後7時より放送開始!