人気刑事ドラマ『相棒』（テレビ朝日系）スペシャル・ファンミーティングが16日、都内で開かれ、伊丹憲一役・川原和久（50）、三浦信輔役・大谷亮介（57）、芹沢慶二役・山中崇史（41）、角田六郎役・山西惇（49）、米沢守役・六角精児（49）が登場した。
イベントはドラマの『season10』が今月21日に終了することと、DVD-BOXが発売されることを記念して開催。寸劇、サイコロトーク、ファンからの質問のコーナー、さらには、5人と一緒に写真撮影もされるなど、ファンには嬉しい特典が盛りだくさんとなった。
まずは、水谷豊（59）と及川光博（42）がビデオレターで現れ、水谷が卒業する及川に「この3年間で一度、及川さんのライブに行きましたけど、いいですよ」と、なぜか漫才コンビのようなツッコミを入れつつ、サービスでファンを歓迎。それが終わった瞬間、真っ白な垂れ幕が吊るされるとシルエット姿の5人が映し出され幕が外されると、大歓声が上がることに。
寸劇は、鑑識課を舞台に『裏相棒 絶体絶命！367yen高いまんじゅう』と題して、コント仕立てで進行。米沢の机に置かれていたまんじゅうを誰が食べたのか推理していくものとなったが、最後は炭疽菌が絡む話へと膨れ上がりドタバタ劇となることに。そんな最中、長台詞が多かった六角は、かみまくってしまい、「いつもは薬品の名前とかだけで、長いセリフは久しぶりなんだよ」と、アドリブで釈明し、拍手が沸き起こることも。
サイコロトークでは、山中が『危なかった話』で、劇中で「覆面パトカーを運転させていただいているんですが、あんまり道路を走った経験がなかったんです。それで、僕にとってはものすごく狭いところを監督に運転してと言われて運転したんです。結構スピードを出したと思って、家族全員で見たら、ものすごいゆっくりスーッといって」と、苦笑い。
山西も『大変だった話』で、「『season10』の時、印象があったのはVE（ビデオエンジニア）さんがいるんですが、その方が、ビデオを回した時に、『まわりました』と伝えるんです。本番で『まわりました』っていうのが、『山西さん』って言われたような気がして『はい！はい！』って出て行ってしまった。めっちゃ堂々と歩かなあかんシーンやったのに、ふわふわした心のまま撮影することになりました」と、恥ずかしげにエピソードを。
ファンからの質問コーナーでは、「『相棒』中に皆さん人生の“相棒”を見つけられたそうですが、その秘訣はなんですか？」という質問が飛び出すと、昨年11月に4度目の結婚を2度目の結婚をしていた女性とした六角から、「たまたまですよ」と、コメントが。これに大谷は、「まめだからでしょう？その（『相棒』の）間に2?3人見つけたでしょう」と、茶々を入れると、米沢は、「相談事とかあったときに、あなたの味方だよっていう表情と、そこから何か関係性ができても怖がらず付き合うこと」と、秘訣を伝授することに。
また、山中も、「去年結婚したんです」と、ファンへ告白。「5年交際して6年目に結婚したんです。若かった頃に比べると、気持ちが充実していて、心の状態がよかった。『相棒』の先輩方からは、そういうときに結婚しろって言われて、結婚できたのが良かった」と、笑顔を見せていた。
最後には、もう一度ビデオレターで登場した水谷から、「もうそろそろ終わりですよ。随分楽しそうでしたよ。『相棒season10』は終わっていませんよ。事件はわれわれが解決しますから」と、メッセージが寄せられ、終幕となった。
『相棒season9』のDVD-BOX?は1万7880円、DVD-BOX?は1万4900円、ブルーレイBOXは3万9800円（それぞれ税込）で好評発売中！
