
アイドルグループ『AKB48』“あんにん”入山杏奈(18、チームA)が6日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で主演映画『青鬼』(監督:小林大介/配給:AMGエンタテインメント)舞台あいさつに俳優・須賀健太(19)、若手俳優集団『D2』の陳内将(26)、聖也(20)、古畑星夏(17)、尾関陸(21)、小林監督とともに登壇した。
RPGツクールの人気フリーゲームの同名作が原作。不気味な洋館内に閉じ込められた高校生たちが謎の化け物“青鬼”に命を狙われ、追われながら脱出を目指すというもの。

入山は5月25日に岩手県内の握手会で川栄李奈及び会場整理スタッフとともにノコギリのような刃物を持った男に襲われ右腕を負傷。その後、順調な回復を見せており、6月30日のチームAの劇場公演(参照記事:入山杏奈 握手会襲撃事件以降AKB48劇場公演前にごあいさつ!ファンの声が心の支えに)などに姿を見せるなどしているあいさつ。「あんにんカワイイよ!」というファンからの声援を受ける中、ピンク色のワンピース姿だったが右腕にギプスをつけて登壇。
「きょうはこの場所にこのメンバーと一緒にこの場所に来ることができて、とても嬉しく思います。きょうは年の瀬という忙しい時期に…」と、いきなりボケをかまし、笑いを取りに行き、須賀が「おいおいこれから上半期…」と、さらにボケを重ね、場内は笑いにあふれる。
その和やかな空気はキャスト間の信頼感にもつながっていたようで、ほかのキャストから「座長!座長!」と、呼ばれると、「違和感があるんですけど(笑)」とはにかむ姿も。

なお、本作はこれまで公開から全館満員だそうで、ニコ生では昨日の初日に7000人入り、ニコ生映画史上最高値を叩きだしたということに、「全館満員は鳥肌が立ちました!」と、ストレートに喜びつつ、「7000人がこの劇場に入るといったら、立ち見がいっぱいですよね!」と、少しボケた返答をすることも。
さらに、『AKB48』メンバーも何人かすでに観ているそうで、「初日はメンバーも何人か観てくれたよかったよという声をくれています」と、反応が良かったそう。本作のメインとなる“青鬼”については、「ないものに対して驚くので、大変でしたよね」と苦労をしみじみと語りつつ、「この夏、最高のホラー作品になったんじゃないかなと思っています!」と、胸を張っていた。
映画『青鬼』は5日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー中!
■STORY
新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュン(須賀)。そんなシュンを杏奈(入山)は気にかけていた。2人は化け物が現れると噂される<ジェイル・ハウス>の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れてしまう。無人であるはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。窓の向こう側からこちらを覗き込む血走った目玉。恐怖に駆られた高校生6人は、建物から逃げ出そうと玄関に向かうが、なぜか扉はびくとも動かない。
「ねぇ、もしかして私たち、閉じ込められちゃったんじゃないの?」
――脱出ルートを見つけようと躍起になる彼らに、この世のものとは思えぬ巨大な青い影が忍び寄る。
■主題歌『蒼いクレスト』
唄:山田奈都美
作詞:坂本英三
作曲:コジマミノリ












