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石橋凌 渋谷でインストアライブ「ステージに戻ってきました」

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160人のオーディエンスを魅了

 歌手で俳優の石橋凌(55)が2月19日、都内・タワーレコード渋谷店でインストアライブを行い、160人のオーディエンスを魅了した。

 近年は俳優としてのイメージが強いが、かつてはロックバンド『ARB』でボーカルを務めていた石橋。同バンドが06年に解散以来、あまりステージに立つことはなかったが、昨年12月に初のソロアルバム『表現者』をリリース。久しぶりの音楽活動は、往年のファンや若い世代にも刺激を与え、同アルバムを購入した160人がタワーレコード渋谷店に招待された。

 まず場内に石橋のソロデビュー曲「カクテル・トゥナイト」が流れ、定刻の午後6時、バンドメンバーとともに石橋が登場すると、場内は拍手喝采。『表現者』にも収録されている「最果て」で、ライブが始まる。
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 そして、「ただいま! 久しぶりにステージに戻ってきました。うたうたいの石橋凌です」と挨拶すると、観客から「おかえり?!」というレスポンス。「ああ?いまその『おかえりという言葉が一番嬉しい。『おかえり』を全身に浴びたい。『おかえり』で頭を洗いたい」と、ステージ復帰を喜ぶ。

 「形見のフォト」では、「みなさん『表現者』を聴いていたら、歌えるはずです」と観客とコミュニケーションをとり、サビの大合唱で会場が一つに。タンバリンを叩く石橋の声量も凄みを増していく。

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12曲を熱唱

 『ARB』時代の「乾いた花」「Daddy’s shoes」「喝!」なども披露。「喝!」がリリースされた1979年当時と現代を比較し、「時代に喝を入れるために歌ってきました。当時、日本の自殺者は年間数千人ぐらいでしたが、いまは3万人強と言われています。日本は先進国の一つに挙げられていますが、こんな国が幸せで豊かな国だとは思えません」とメッセージを込める。

 アンコールでは、ナット・キング・コールの「Route 66」をカバーし、「R&R AIR MAIL」で、場内のムードは最高潮に。約1時間でライブは終了したが、石橋は「ブラウン管やスクリーンよりも、こうやってみなさんと楽しい時間を共有できるのが幸せだと実感しています。今年は1本でも多く、ステージで歌っていきたいと思います」と、ファンにとっては嬉しい精力的なライブ活動を約束した。

[セットリスト]1.最果て
2.乾いた花
3.Respect the night
4.形見のフォト
5.ベサメムーチョ
6.Dear my soulmate
7.Daddy’s shoes
8.喝!
9.我がプレッジ
EN1.Route 66
EN2.R&R AIR MAIL
EN3.Tokyo Shuffle

※お詫びと訂正

このライブの模様は、当サイトにて2月20日?3月4日まで掲載しておりましたが、取材者が、写真使用等の事前確認を怠っていたため、いったん非表示とさせていただきました。再度、掲載確認作業を行い、許可をいただきましたので、掲載いたします。石橋凌様および、関係各位の皆様はもちろんのこと、記事を心待ちにしていたファンの皆様、ユーザーの皆様には、多大なるご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。

 

 

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石橋凌インストアライブ
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石橋凌インストアライブ
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石橋凌インストアライブ
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石橋凌インストアライブ
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