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菅原文太、震災復興に向け「映画を撮っている時ではない」!俳優休業も

 俳優・菅原文太(78)が23日、都内で行われた『第64回日本消防協会定例表彰式』に出席し、しばらくの間、映画復帰しない意向を示した。

 講演会では、1時間以上にわたって立ったまま、被災地の惨状、木造の仮設住宅の存在などを訴えた菅原。全国の消防団員を『究極のボランティア』と絶賛し、東日本大震災で殉職した約200人の消防団員の遺児169人に対し、「何らかの形で応援したい」と、コメントしていた。

 24日付のスポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、デイリースポーツが報じており、講演後、山田洋次監督(80)の新作映画『東京家族』主演を降りたことに触れた菅原は、「どういうテーマであれ、映画を撮っている時ではない。監督も同じ考えだった」と説明。

 今後の映画出演について尋ねられるた菅原は、「納得できるものがあれば考えるけど、年だからな。ただ、若い監督や俳優には『東北は今も変わらない状況にある。去就が分からない人もいるんだ』ということを頭の片隅に置いて、仕事してほしいね」と、考えを明かしていた。

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