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【アニメ紅白歌合戦・白組】吉田尚記アナ5000人前に本気の土下座!“残酷な”アンコール

【アニメ紅白歌合戦・白組】吉田尚記アナ5000人前に本気の土下座!“残酷な”アンコール
吉田尚記

 ニッポン放送主催の「ミュ~コミ+プラスpresents『アニメ紅白歌合戦』」が19日、都内・東京国際フォーラムホールAで開かれ、声優・豊崎愛生とアニメに精通し“よっぴー”の愛称で親しまれる同局アナウンサー・吉田尚記がそれぞれ紅組と白組に分かれ、豪華ゲストとともに13年ぶりの盛り上がりを見せた。

 まずは、『ミュ?コミ+プラス』内で募集し、あまたの予選を勝ち抜いたペンネーム・三崎一葉さんと紫音寺ゆちさんによる『こえ部オーディション』決勝戦が開かれることに。くしくも勝ち上がった2人は高校生なうえ5000人を前にしたとあってステージに立つとガチガチだったが、ひとたび本番となれば、一葉さんは、博多弁と萌えキャラの組み合わせた声で、ゆちさんは7色の声を使い分け、制限時間20秒で堂々と開会を告げ場内のテンションに早くも火が入る。

 白組トップの羽多野渉による、昨年12月に発売されたオリジナルソング『はじまりの日に』、『魔神英雄伝ワタル』の『STEP』と続く。男性と女性両方の声質を併せ持つピコはテレビアニメ『よりぬき銀魂さん』のエンディングテーマだった『桜音』と、『ワンピース』より『ウィーアー』。

 脚本家や声優などをマルチにこなす浅沼晋太郎は、自身の夢の一つだった「ノイタミナ枠アニメの主役」を務めた『四畳半神話大系』より、『ASIAN KUNG-FU GENERATION』の『迷子犬と雨のビート』と『ワンピース』より『Mr Children』の『fanfare』を歌唱することに。

 途中、同番組の名物コーナーでセリフをその場でアドリブで対応する『変態音響監督 フォーラムの乱』が開催。浅沼が執事となって“お嬢様”をベッドから抱き起こすという設定で、「お嬢様をドキドキさせるのも執事の仕事ですから」のセリフに場内もドキドキ。彼氏彼女の仲で思わず電話で本音が出てしまうという設定から、高垣が「あんたのこと考えると、このへんがキューってなって、めっちゃ苦しいねん」と、発するに至ってはその破壊力に羽多野と浅沼が床に転がってもんどり打つことに。さらには、羽多野が、バレンタインで自衛隊でほふく前進しており、その先輩に“ガチ”でチョコレートを渡すという設定で、「これ、義理チョコじゃないっす。アニキ、俺本気っす!」と、セリフを読み上げると、そこかしこから軽い悲鳴も上がることも。

 また、吉田アナへのドッキリ企画で、15曲目の次の白組アーティスト紹介でいきなり吉田アナの名前がスクリーン上に示されることに。これに驚愕する吉田アナだったが、問答無用で『残酷な天使のテーゼ』が流れ出し、ステージセンターに立たされた吉田アナは「お前らこれでいいのか!?」と、自問自答しつつも1番を歌いあげ、ファンもノリノリで応援。歌唱後、吉田アナは、「ちょっと待って!俺の手元には下野さんがリハーサルなしで『残酷な天使のテーゼ』を歌うになってるんだけど…」と、ポツリ。すると、豊崎がしたり顔で「これ『ミューコミ』ですよ。ニッポン放送ですよ。“熱いパトス”を感じました」と、小悪魔のように笑うと、「100人以上スタッフがいるのにみんな話してくれなかった。変な汗出てきた」と、恨み節な吉田アナだった。

【アニメ紅白歌合戦・白組】吉田尚記アナ5000人前に本気の土下座!“残酷な”アンコール

 その後、ヒャダインがアニメ『日常』OPだった『ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C』を『けものおと。』のPVばりに無表情かつギターをかき鳴らす明坂聡美と特別コラボしたり、ラジオ番組『ヒャダインのわーきゃーいわれたい』のテーマソング『あの日の僕へfeat下野鉱』を披露。ヒャダインが吉田アナへのドッキリ企画を立てたことや、同番組のジングルを担当していることが明かされた。

 白組大トリは、『ヤッターマンの歌』でシークレットゲストの山本正之が務めエンディングへ。残念ながら白組は負けてしまったが、吉田アナが「全力でやらせて頂きました。司会が何も知らないので、真の司会は豊崎さんでした」と、苦笑いしつつ振り返ると幕が閉じた…かと、思いきや、全員が舞台から降りたあとスクリーン上のテロップに『白組が負けたのは吉田の歌がひどかったせいだ!出てこい吉田!』と表示され、まさかの吉田アナ再登板。

 すると、舞台袖から現れた吉田アナは、「最後に本気の謝罪をします。負けちゃってすみませんでした!」と、土下座。5000人の観衆は「吉田!吉田!」と、連呼し頑張りをたたえたが、いつの間にかその声は「アンコール!」へとすり替わることに。「機会があったら今度…」と、遠慮する吉田アナだったが収まりがつかなくなったため再度、『残酷な天使のテーゼ』が場内に流れ出し、しぶしぶ歌唱。「お前ら本当にこれでいいのか?」と、吉田アナが戸惑いつつも“熱いパトス”を見せつけ、またも呆然とする吉田アナをスタッフが舞台袖に引っ張り、今度こそ終演を迎えた。

 【アニメ紅白歌合戦】
 ■紅組
 竹達彩奈『Sinfonia! Sinfonia!!!』、『Strawberry☆Kiss』
 高垣彩陽『Meteor Light』、『LIFE』
 小林ゆう『るんるんりる らんらんらら』、『HANAJI』
 寿美菜子『Startline』、『オリオンをなぞる』
 桃井はるこ『WONDER MOMO-i ?World tour version?』『がんばれ…それは、I Love You』
 スフィア『HIGH POWERED』
 岩崎良美『タッチ』OP

 ■白組
 羽多野渉『はじまりの日に』、『STEP』
 ピコ『桜音』、『ウィーアー』
 浅沼晋太郎『迷子犬と雨のビート』、『fanfare』
 ヒャダイン+明坂聡美『ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C』
 ヒャダイン+下野鉱『あの日の僕へfeat下野鉱』
 山本正之『ヤッターマンの歌』

 ほか、特別出演
 小倉唯

 ●白組出演者らの終了後のコメント
 ・羽多野渉
 「このイベントに出演が決まってから、1ヶ月以上前から実は緊張していました。こんな大きなところで歌うということが、自分の中で未知の領域でした。でもイントロが流れてステージに上がった瞬間に、男性・女性関係なく迎えてくれたので安心して歌う事ができました」

 ・ピコ
 「自分自身も2曲ほどアニメのテーマを歌わさせて頂いているものの、まだまだアニメの世界の入り口にいる人間なので、今日は受け入れてもらえるのか不安なところもありました。実は、自分でもトークで何を言ったのか覚えていないくらい緊張がピークに達していたんですが、結果的には、アニメの大好きな会場のお客さんに受け入れて頂いてとても楽しかったです」

 ・浅沼晋太郎
 「今日は朝からずっと尋常じゃないプレッシャーを感じていたので、ステージを終え今はホッとしています。周りからはよく『舞台とかやっているから、緊張しないでしょ?』なんて言われますが、全然別モノです!何度会場から逃げ出そうと思ったか。警備厳重ですね(笑)。ありがとうございました」

 ・ヒャダイン
 「下野さん、明坂さんとお客さんに緩急のあるステージをお見せできたことが大成功だと思います。個人的には大満足です。本当に温かいお客さんたちで、会場と一緒になって
最高のエンターテインメントを提供できたと思います」

 ・下野紘
 「こんなにたくさんのアーティストや声優が集まって、大きくて、あたたかいイベントだなぁと思いました。僕自身は、まったく緊張することがなくて、最初から楽しめました。ありがとうございました」

 ・山本正之
 「長いこと歌手をやってきましたが、こんなに多くの方の前で歌ったのは生まれて初めての事です。ありがとうございました。アニメファンの海の中で歌っているようでした。お客さんが若い方が多い中、心配していましたが、大きな声で応援してくれてありがとうございました」

 ・吉田尚記
 「山本正之さんから小倉唯ちゃんまで20年以上リアルにアニメファンで、そこから妄想したイベントを実現できて夢のようです!全ては来てくれたお客さんと協力してくれた関係者の方がいたからこそです、楽しんでもらえたらなら、次回やらせてもらうときにまたちょっと力を貸してください、本当に今日はありがとうございました!」

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