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BL小説金字塔作品実写映画で“受け”高崎翔太「キツかった」で相手役に裏拳

20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』
左から金田監督、高崎、新井

 映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』(監督:金田敬/配給:ビデオプランニング)完成披露試写会が18日、都内で開かれ、俳優・高崎翔太(23)、新井裕介(26)、金田監督が登壇し、キワドイ単語が飛び交うなど、集まった女性ファンをドギマギさせた。

 連載開始から19年で累計400万部を超えるBL小説の金字塔がファン待望の実写映画に。富士見市民交響楽団(通称フジミ)のコンサートマスターだった守村悠季(高崎)は、ある日、芸大出で留学帰りで人を見下すような「天才」二枚目指揮者・桐ノ院圭(新井)が就任してきたことによってイラ立ちを覚える。その思いとは裏腹に、団員は圭の指揮によりレベルアップしてしまい、悠季はフジミを辞めようとまで決心。それを聞いた圭は、悠季に対し大胆な行動に乗り出し…。アマチュアオーケストラを舞台に男同士の恋愛模様が描かれ、切なくすれ違う2人の気持ちが描かれた作品となっている。

 劇中衣装そのまま1日に3回開かれたイベントに登場した2人。それぞれの役について、「自分とどこか似ていて、運命を感じた」と、だいぶとのめり込んだ様子。一方、クールなキャラの新井は、「全部自分と真逆だったんで、おもしろかったです」と、楽しんでいたという。

 原作者・秋月こおからもイメージに近かったと言われたそうで、「あとはバイオリンだねって言われて、一番最初にバイオリンを取ったら、(扱い方を見られて)笑われました」と苦笑い。一方の新井も、「うーん手が綺麗ね」と、納得のキャスティングだったという。

20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』

 ただし、役作りは難航したそうで、新井は、「指揮者というのが意外と大変でした。タクトの持ち方も知らなくて、『まず振ってみて』っていわれて、振ったら笑われた。だから、基礎から教えてくれて、最後はバックにいた本物の楽団の人に拍手されました」と、成長によって乗り切ったエピソードを。

 さらに、難しかったシーンといえば、同作の転換点かつ目玉となる男同士による“濡れ場”。新井の役から暴力的に“手篭め”にされてしまう、“受け”の高崎は、「抱かれるシーンが分岐になるので漫画とか原作を知っていたけど、キツかった」と、ポツリ。新井も、「抱かれる方じゃなくて、抱く方で良かった。ガチなことしたもんね」と賛同することに。実際、新井は、「(高崎が)本気で嫌がって、裏拳で殴られたんですよ」と、大変なものだったことを明かしていた。

 3月3日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』
高崎翔太
20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』
高崎翔太
20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』
新井裕介
20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』
ポスター
20120218映画『富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター』
トークショーでも仲睦まじい様子を見せる
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