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出産後初公の場の小雪5年ぶり来日のスコセッシ監督へ花束&握手「魔法の世界に陶酔」

20120216小雪
熱い握手を交わす2人

 女優・小雪(35)が16日、都内で3D映画『ヒューゴの不思議な発明』(配給:パラマウントピクチャーズジャパン)のマーティン・スコセッシ監督(69)来日記者会見に登場し、先月5日の出産後初公の場で、祝福の声に笑顔で手を振った。

 『タクシードライバー』『アビエイター』『ディパーテッド』など、数々の名作を世に送り出してきた巨匠スコセッシ監督がこのたび、5年ぶりに緊急来日。同作は本年度アカデミー賞(日本時間2月27日)でも、作品賞、監督賞など主要11部門の最多ノミネートするなど賞レース期待の作品だ。1930年代のパリを舞台に、駅の時計台に隠れ住む少年ヒューゴが、焼死した父の残した機械人形の“鍵”を持った少女と出会ったことから、元有名な映画監督だった少女の父の心を“修理”することに決め、世界の運命を変えてしまう秘密を探し当てるという物語となっている。

 エメラルドグリーンのドレスで登場した小雪。スコセッシ監督に花束をプレゼントすると、「先程、バックステージでごあいさつさせて頂きました。今回試写の方で見せていただいたんですけど、一言で感想を言うのが陳腐な感じで、脚本、美術、衣装、キャスティングともに完璧で3Dの効果が前に出ることなく作品に奥行きを感じました。ストーリーに引き込まれる2時間15分です」と、作品の感想を。

 さらに、小雪は、「年齢は問われてなくて、いろんなジャンルの方がスコセッシ監督の魔法の世界に陶酔できると思います」と、PRしスコセッシ監督と熱い握手を交わし降壇。報道陣から、第1子出産に祝福の声が飛ぶと、ほほ笑みながら手を振って応じていた。

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 その後、スコセッシ監督が、1人で会見に応じ、「このように日本に戻ってくることができて大変嬉しく思います。映画で描かれる、魔法と愛がを映画で理解して頂けたら幸いです」と、あいさつ。

 「最初は、子供向きかと思ったんですが、途中から気づきまして、7歳から108歳まで楽しめる」と、スコセッシ監督はジョークを飛ばしつつ、「作品は子供の心の中を知らなければいけないと思いました」と、撮影時の心境を明かすことに。

 もともと3Dでの設計を念頭にスタートしたというスコセッシ監督。「立体にすることによっていろいろなものを提案するということがきるようになった」というほど、そこかしこに工夫が凝らされているといい、「してはならないということもやりました」と、情熱を燃やしたそうだ。

 また、作品が前作などとどう違うのかということについては、「タフな世界を書きたいのか愛というものを伝えたいのかというのがあると思います。ディパーテッドとシャッターアイランドでは、行き着くところもまで行き着いた作品ですので、その後にヒューゴという作品に行き着いた」と、身振り手振りを交えて熱っぽく語っていた。

 3月1日TOHOシネマズ有楽座ほか、2D&3D同時に全国ロードショー!

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小雪
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花束持って登場した小雪
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マーティン・スコセッシ監督
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マーティン・スコセッシ監督
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トーク中は身振り手振りで情熱を伝えるスコセッシ監督
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