人気アイドルグループ『アイドリング！！！』に28日、新メンバーが5人加入した。同日東京・台場周辺で開かれたアイドルの祭典『TOKYO IDOL FESTIVAL』内のグループの番組公開収録中に5人がお披露目されることとなった。
初お披露目と同時にメンバーたちは何人なのかも知らされず、かつ初対面となるという緊張のなか開かれることに。まず飛び出してきたのが“31号”となる中学3年生の古橋舞悠（ふるはし・まゆ、14）。「歌とダンス、ファッションが好きなのでファッションリーダーになりたい」と、抱負を語りつつ、「（JJでモデルの）大川藍さんは好きですけどファッションリーダーは私です！」と、いきなり大口を叩きメンバーを騒然とさせた。
続いて“32号”の高校3年生・関谷真由（せきや・まゆ、17）。ソーメンとソバが好きというが、これは古橋がカルボナーラを好物に挙げていたため、“あみみ”菊地亜美（22）から「1人目がカルボナーラと言っているのとかぶってる」と、きついツッコミの洗礼が。
“33号”橋本瑠果（はしもと・るか、13）が場内に現れた際には、なぜか登場シーンからメンバーがあ然とした顔を見せ半狂乱状態に。それもそのはず、瑠果は“かえぴょん”橋本楓（16）の妹で、楓は「聞いてなかった、何でいるの…」と、茫然自失。さっそく姉妹で並び、姉妹トークを繰り広げていた。
“34号”佐藤麗奈（さとう・れな、14）は「アイドルになれて嬉しい！」と大喜びで現れたが、所属事務所で先輩や同期などが多いそうで、しっかりと事務所の先輩にあいさつしつつ、「（石田）佳蓮ちゃんとはレッスンが一緒だった。長野せりなさんはアイドルが好きというので仲良くなりたいです」と、抱負を語った。
最後に“35号”佐藤ミケーラ倭子（さとうみけーら・わこ、17）は、「カエルが大好きで、生肉が好きです。ミケちゃんと呼んでください」と、あいさつ。しかし、なぜかタメ口やOKと話し、どこかで見たことがあるようなキャラクターを見せ、菊地が「敬語使わなきゃだめだよ」と、さっそくたしなめていた。
その後、それぞれ特技というダンス（古橋）、なわとび（関谷）、一輪車（瑠果）、モデルウォーキング（麗奈）、1人じゃんけん（ミケーラ）を披露し、初25人での『One Up！！！』を歌唱して見せ、新メンバーもソロの部分を任される大任を果たしていた。
収録終了後には囲み会見が5人と遠藤舞（24）、菊地、楓、伊藤由奈（17）、石田佳蓮（16）とともに開かれることに。25人という大所帯になったことへ遠藤は、「私たちは初めて新メンバーに会ったんですけど、個性的でいい意味で我が強い前に出ようとするのがフレッシュだなと思いました。すごい楽しみです。メンバーは磨かれて、洗練されてレベルアップしていろんなものを吸収すると思います」と、現在のメンバーの成長にもつながると思いを。
菊地もビックリしたという楓の妹の瑠果の加入だが、一番驚いているのは楓本人だそうで、「私がアイドリング！！！に入る時よりも緊張しました」といい、「本当に？って感じで、今でも絶対嘘だろうなと思っているんですけど…」と、戸惑いも。「瑠果は結構強気なので」とむしろ妹にリードされているという楓だが、ニックネームをどうするかと尋ねられ、瑠果が「倉田瑠夏さんがるぅちゃんって呼ばれているので瑠果ぴょんとか」というと、“るかぴょん”と呼ばれている楓は「ぴょんがかぶるから止めてよ～」と、必死だった。
早速、報道陣から芸能界を生き抜く術について後輩に伝授してほしいと言われると、菊地が「フジテレビによく来ることになると思うけど、人といっぱいすれ違うと思うけど、結構その人って偉い人ってことが多いから、人を見かけたら元気よくあいさつすること。あいさつは基本なんですけど、それは覚えといてね」と、うまいアドバイスが。
さらになぜか“6期生”と呼ばれず“新メンバー”と呼ばれていることにも報道陣から質問があり、プロデューサーは「増えると思ってなくて、2期生とか3期生とか分かりにくくて」と、とくに意味はなかったそうだが、メンバーたちの捉え方は違ったそうで、遠藤が「（6期生という呼び方が）タブーな感じがしてた」というと菊地は「ほかのメンバーと真剣に話してて6期生になるはずの人のことを新メンバーと言ってて、私たちを旧メンバーということにして解散するんじゃないかなとガチで思ってたんです。1期から5期までは終わって、ここから始まる新アイドリング！！！ってなって」と、不安でいっぱいだったという。これに対してプロデューサーは「体制変わってノウハウが分からなかっただけです」と、まったくそんなことはないと明言していた。
今後、8月からの収録にも新メンバーが参加していくといいこれから、8月10日には代々木第一体育館で行われる『IDOL NATION2013』にも出演と、さらに人数の増えた新生『アイドリング！！！』が楽しめることになりそうだ。
